いずぃなり

伊豆でのシニアライフ

バイクを伊豆へ

ミニバイクを伊豆へ持っていくことにした。それで、バイク屋へ行ってオイルを交換してもらう。バイク屋の主人はシート裏に貼ってあったメモを見て、「前回の交換から3年以上経ってますね。オイル交換は、1年か3000キロ走ったら交換しないとダメですよ」と窘められた。更に後輪のタイヤにも一言、「大分擦り減ってますね。車検だと、これじゃ通りませんよ」。ええい、この際だ、全部交換しちまえ、ヘルメットはどうだ。ヘルメットは、シールドが細かい傷で見えづらくはなっていた。ご主人、パンフレットをパラパラ捲り「シールドだけでも3000円以上はしますよ。顎紐も傷んできているし、新品と取り替えた方がいいかもしれません」。私もこれまで騙し騙し使ってきたし、全部まとめてドカンと交換しようとしたが、財布の中身がそこまで届かなかった。それに、取り寄せとなると今日使えないし、バイクは伊豆、メットは藤沢じゃ意味ない。というわけで、メットについてはもう暫く騙してみることにした。

ミニバイクで箱根越えはきつかろうと判断し、246号線で沼津に出ることにした。秦野のコンビニと駿河小山の道の駅「ふじおやま」で水分補給をする。「ふじおやま」は真正面に大きな富士山を見ることができるスポットだが、今日は生憎厚い雲にすっぽり覆われていた。トイレを済ませ、ぐるり店内を舐めて外に出たら、頭上でけたたましい鳥の鳴き声が飛び込んできた。燕である。親燕が巣に餌を運んできて、それに雛が目一杯口を開けて反応したところだった。巣はレストランの看板に作られていた。燕が巣を作る家は人の出入りが多く、繁盛するそうだ。客が一人もいなかったそのレストランは、さて、その後お客さんが来たでしょうか。雛燕我に我にと餌ねだる(あ)

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