いずぃなり

伊豆でのシニアライフ

還暦を越えたねぶた師

NHKBSプレミアムアーカイブス「ねぶた師の熱い夏」を見た。この番組は2001年8月に放映されたものだという。最高峰の「ねぶた大賞」を争う潤筆の千葉作龍氏と渇筆の北村隆氏。この二人のねぶた師のライバル心剥き出しの熱い思いが十分に伝わってきた。番組は、ねぶたの制作開始から祭りの最終日までを克明に描いていて、特に、ねぶた大賞がどのようにして決定するのか、その舞台裏を今回初めて知ることができた。また、下絵の鉛筆書きも印象的で、気に入る線が出るまで何度も何度も書き直す根気は、正に画家そのもの。線が決まって彩色を施した下絵は、それだけでもう立派な芸術作品に仕上がっている。凄いとしか言いようがない。テロップの年齢は千葉さんが54歳、北村さんが53歳となっていた。あれから12年。今年はどんなねぶたが登場するのか、還暦を越えたお二人の芸術品を是非見てみたい。

番組の中で、北村さんと双子の兄弟である明さんも紹介されていたが、その人の部屋の壁に大きな(多分実物大)ねぶたの顔が掛けられてあった。そうだ、これだ。これを伊豆の家の壁に掛けよう。序に中に豆電球を入れて光らせてみたらどうか。いい感じのインテリアになるんでないかな? ねぶたバカ付ける薬が見つからぬ(あ)

「ねぶた師の熱い夏」の再放送は7月16日(火)午前0:45〜3:00

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