【今日の一枚】もつ鍋。
薪ストーブが始動したとなれば、「もつ鍋」をやるしかないでしょう。
鍋は、ダッチオーブンの中に入るように把手を取ってある。ダッチオーブンで煮炊きができるように、把手が簡単に取れるような鍋をずっと探していた。
なかったら最終的にはキャンプ用のアルミ鍋にしようと思っていた。そうしたら、藤沢の台所の下から見つかった。探すもんですね。
藤沢のマンションに住む前に使っていた鍋だから、平塚でアパート生活をしていたときに使っていた鍋だと思う。そんなのよく見つけたねえ、と誰も言わないから私が言う。
だいぶ草臥れてそちこち凹みが目立つ鍋だったけど、穴が空いてないしまだまだ現役で使えると判断し伊豆引越の荷物に混ぜておいた。カミさんに知れたら間違いないくクズとして捨てられていたろう。
それが復活した。横浜の教え子がくれたダッチオーブンのおかげである。
時計型薪ストーブの、後円の輪っかを外してダッチオーブンを据え置き、そのダッチオーブンでピザが焼けて石焼き芋もできるように鍋の下に割れた溶岩プレートを砕いて敷いた。そこへ把手の取れた鍋が参戦した。
ダッチオーブンの蓋をすると、これがぴたりと収まって、おお、圧力鍋じゃないの。
きょうはこの鍋でモツ煮を作った。たっぷり作って半分を、たまたま来ていた大磯の娘に持たした。それで量は半分に減ったけど、モツ煮はモツ煮だ。これできょうの晩酌はがんがん進んで、結局ぐつぐつ煮立つモツ煮を4杯もお代わりした。
囲炉裏に大鍋を吊るしてモツ煮を煮込めば、まるで日本むかし話の世界だな。もともとそういう仕様で修繕に取り掛かった家だもの、どうしたってそうなるさ。
モツ煮を独り占めして熱々をたんまりいただきました。ご馳走さまでした。
【書】「唐土」トウド・もろこし(No.1,249)
「中国。から。唐山。」(『旺文社漢字典』第2版)
「唐」は、口と、音を表す庚(コウ。トウは変化した音。大きい意→蕩)とで、大言する意、ひいて、大きい意を表す。
「土」は、土地の神を祭るために盛り上げた土柱の形にかたどり、もと、土地の神の意、ひいて「つち」の意を表す。
【ディジタル画】『それから』 七の一(No.689)
「代助には人の感じ得ない事を感じる神経がある」。
ウエーバーという生理学者がいて、代助がある書物を読んだら、その人の学説が出てきた。自分の心臓の鼓動を、増したり減したり、随意に変化さしたと書いてあったので、同じ癖のある代助は、「ためしに遣つて見たくなつた」。やったら「ウエーバーと同じ様になりさうなので、急に驚ろいて已めにした」という。だったらやらなきゃいいのに。
一般人と異なる癖を持つと、変人扱いされて苦労する。その癖、学者として名を成すと偉い人として世間からチヤホヤされる。学者ってそんなに偉いのか? もとを正せば単なる変人ではないのか? ゴミ屋敷に棲息する学者は偉いのか? 世間に迷惑をかけるだけのお騒がせ変人ではないのか?
【タイムラプス】11月18日(金)6:51〜9:03の伊豆長岡の空。32秒。
【新型コロナ】11/18(キン)23:55現在(Yahoo!より)
<国内>
新規感染者数→84,269(前週同曜日比 +10,389)
累計感染者数→23,628,807
死亡者数→48,186(前日比 +111)
<静岡県>
新規感染者数→1,868(前週同曜日比 +168)