いずぃなり

伊豆でのシニアライフ

炎飛んで薪ストーブの試し焚き(あ)

 青森県弘前市に陸奥新報という小さな新聞社がある。そこのコラム「冬夏言」にリンゴの話が載っていた(11/13)。
 リンゴにはたくさんの品種があるが、カルヴィル・ブランという品種があるのを今回初めて知った。
 フランス原産の古い品種で、煮崩れしにくく香りが良いのだとか。一度食してみたいと思うが、国内では弘前大などごく限られた場所でしか生産されていないという。
 そう聞くとなおさら試食してみたいが、市場に出回らないのでは仕方がない。いつ訪れるか判らないその時期をじっと待ちながら、とりあえず「ふじ」で我慢するか。


【今日の一枚】薪ストーブの試し焚き。

f:id:jijiro:20221118114214j:image
 いよいよ薪ストーブのシーズン到来、と覚悟を決めて3畳間のパソコン室の仕切りを取り払った。
 ところが、寒い。覚悟を決めたくせに不甲斐ない。
 仕切りがないとリビング・流し・玄関・トイレ・浴室・階段が一気にひと続きの空間になって、寒いことこの上ない。目張りを施した3畳間が一気に恋しくなった。
 ストーブのなかった昔は、どういうふうにして寒さを凌いでいたのだろう。囲炉裏? それとも火鉢? それっぽっちじゃ暖まらないべ。そんなことを考えながら、仕切りを取り払うのはちと早まったと後悔している。
 寒くてかなわないから、庭から短めの薪を運んできてストーブの試し焚きをした。温い。やっぱり薪ストーブはいい。断然違う。ただ薪ストーブは火の始末と煙突から出る煙が厄介。
 一人暮らしだとどうしてもストーブを消したかどうか出先で気になったりする。ストーブともなればテレビのつけっぱなしというわけにはいかない。消し忘れは火事に直結するから始末が悪い。
 あと少し長生きしたら認知症が始まる。おそらく。そうしたらストーブを消したかどうかも判断できなくなる。
 自分のしでかしたことで人の判断を仰ぐようになっちゃ人間おしまいよ。そうなる前に、いい加減なところでおさらばしなくては。


【書】「徒食」トショク(No.1,248)

f:id:jijiro:20221118114047j:image
 「働かずにぶらぶらして暮らす。」(『旺文社漢字典』第2版)
 「徒」は、〓(徒から土のパーツを取り除いた形。道を行く意)に土(つち)を加えて、土をふんで歩く意を表す。
 「食」は、器に盛った食物にふたをしたさまで、たべものの意。ひいて「くう」「たべる」意を表す。


【ディジタル画】『それから』 六の八(No.688)

f:id:jijiro:20221118113615j:image
 代助と平岡が差しで呑み交わしている。
 「君は金に不自由しないから不可(いけ)ない。生活に困らないから働らく気にならないんだ。要するに坊ちやんだから、品の好い様なこと許(ばつ)かり云つてゐて、ーー」と平岡が言う。代助も負けてない。
 「働らくのも可いが、働らくなら、生活以上の働でなくつちや名誉にならない、あらゆる神聖な労力は、みんな麺麭(パン)を離れてゐる」
 どうもこの二人、久々に再会して久闊を叙するというだけでは収まらないようだ。
 その、働かない側の代助の口から信長のエピソードが語られる。
 戦国の勇将・織田信長はこれまで数多くの歴代ヒーローが手掛けた役。先日の「ぎふ信長まつり」(11/6)では木村拓哉さんが織田信長に扮し馬に乗って沿道を練り歩いた。そのときは実に46万人が集まったという。ちょっと想像つかない数ですね。コロナの密はどこへ行ったんでしょう。


【タイムラプス】11月17日(木)6:00〜8:35の伊豆長岡の空。38秒。

https://m.facebook.com/story.php?story_fbid=pfbid07ED4PvmDMZn74xn46tdjrYZndTyAtsQ7usTXnT2BUooZwUD9obU9eof63uvPDykPl&id=100001436582002


【新型コロナ】11/17(木)23:55現在(Yahoo!より)
<国内>
新規感染者数→92,788(前週同曜日比 +14,525)
累計感染者数→23,544,538
死亡者数→48,075(前日比 +87)
<静岡県>
新規感染者数→2,266(前週同曜日比 +375)