いずぃなり

伊豆でのシニアライフ

秋深き自家製自己流たれ醤油(あ)

 先日やった「十三夜月見の集い」サロンの代表が12月にやるイベントのネタがないかとスタッフに振ってきた。ならばと私は津軽定番正月料理「けの汁」を提案した。
 「けの汁」なら集まったメンバーでわいわいがやがやあーでもないこーでもないと言いながら作れるし食えるだろう。まだ採用されるかどうか判らないけれど、来月のスタッフ会に話題として出してみよう。
 「けの汁」は、津軽ではそちこちの家で作るけど、家によって味付けがまるで違う。その家でなければ出せない独特の味になる。だから、「これがけの汁だ」と言えるような本物は存在しない。それがまたいい。市販だとこうはいかない。


【今日の一枚】トコロテンのタレの素になる(はずの)醤油。

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 「伊豆のへそ」(道の駅)で買ってきた。ここの入口の交差点脇にはよくパトカーが隠れていて、一時停止を怠った車両を待ってましたとばかりにとっ捕まえる。私も一度そいつにやられた。免許証提出を求める渋ヅラの裏に弱いものいじめの仮面をかぶっているようで忌々しい。
 交通安全を唱うんだったら、ここは一時停止しないと危険な交差点だぞと知らしめるためにパトカーを目立つように常駐させておいたらどうだ。さすれば事故も減るだろう。事故を減らしたいんだったら、隠れるなんてコソ泥みたいなことをしないで正々堂々とやればいいんだ。
 まあそれはいいとして、トコロテンのタレだ。特製のタレを作ろうとして道の駅に置いてある幾つかの醤油を手に取った。参考にしたサイトのレシピには「濃口」と「再仕込」の醤油に◎が付けられていたので、その辺りを探したが、所詮は素人赤坂見附でどれが濃口だか再仕込だかよく判らない。で、伊豆産ならどれでも良かろうと、地酒ならぬ地醤油を2本試すことにした。
 きょうは時間がなかったので買うだけ。酢、醤油、出汁、砂糖を混ぜ込むのは、あすやる。どんなタレができるやら。くふふ楽しみ楽しみ。


【書】「差池」しち(No.1,210)

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 「ふぞろいのさま。たがいちがいになるさま。」(『旺文社漢字典』第2版)
 「差」は、垂れた草の葉の形と、音を表す左(さ。分かれる意→叉)とで、草のふぞろいなさま、ひいて「たがう」意。
 「池」は、もと、沱(た)が本字。氵(水)と、音を表す它(た。也は変化した形。「ち」は変化した音。横にひく意→拕)とで、水をひくみぞの意を表す。転じて、ほり、「いけ」の意に用いる。


【ディジタル画】『坑夫』 92(No.650)

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 「自分」は昨夜以上の南京虫の攻撃を受けて寝られない。「五位鷺」のように布団の上に立った。
 「家が恋しくなつた。父よりも母よりも、艶子さんよりも澄江さんよりも、家の六畳の間が恋しくなつた」。
 体は疲れて寝たいだろうに、南京虫にちくちくやられたんじゃ落ち落ち寝てもいられない。可哀想に。これで布団代一枚いくらで取られるのだから、まったく劣悪な環境だ。
 坑内だって、たちまち肺臓をやられて長生きできない真っ暗闇の地獄世界だ。でも、こういう人たちがいたからこそ、日本の近代が発展したんだということを我々は知っておかなければいけない。


【タイムラプス】10月10日(月)6:42〜9:22の伊豆長岡の空。39秒。

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【新型コロナ】10/10(月)23:55現在(Yahoo!より)
<国内>
新規感染者数→12,800(前週同曜日比 −1,986)
累計感染者数→21,577,930
死亡者数→45,561(前日比 +26)
<静岡県>
新規感染者数→390(前週同曜日比 −107)