いずぃなり

伊豆でのシニアライフ

月光や毒艶艶と毒茸(あ)

【今日の一枚】旨そうなキノコ。

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 ちょっとした雨の晴れ間に庭に落ちた葉っぱを拾い集めた。
 落ち葉だと思って拾おうとしたら、指先がぬるっと滑った。キノコだ。やけにカサがでかい。食したらきっと美味だと思うが、こんなところに平気で生えるのはきっと毒キノコに決まっている。そう思ったから取らないままにしておいた。
 キノコの中でもとりわけ好きなのはナメコ。あの、ヌメヌメした食感がたまらない。ことに豆腐と一緒に味噌汁に仕立てた日にや、何杯でもお代わりしたくなる。
 次に好きなのは原木生椎茸。あれを炭火で焼いて醤油を垂らしてパクリとやったら……ううん、たまらない。
 その昔、生椎茸は戦国武将クラスしか口にできなかった高級食材だったらしい。それが現在のような栽培方法が確立されてからは我々一般庶民にも簡単に手に入るようになった。
 なかなか手に入らない高級食材といえば「松茸」がいのいちばんに思い浮かぶ。が、私は松茸があまり好きではない。
 遠い昔、一度だけ松茸を食する機会を得たが、そのときは正直言ってちっとも旨いと感じなかった。なんであんなに皆が騒ぐのかはもっと判らなかった。
 俗に「香り松茸味しめじ」というが、私は腹に入ればそれでいいので、香りはどうでもいい。百円を切る価格でスーパーの棚に並ぶ「ぶなしめじ」で十分だ。松茸の価格が、今では手の届かない高嶺の花になってしまったということもあるけどね。


【書】「家山」かざん(No.1,193)

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 「ふるさと。故郷。」(『旺文社漢字典』第2版)
 「家」は、宀(家)と豕(ぶた)とで、もと、ぶたを飼う小屋の意を表す。転じて「いえ」の意に用いる。
 「山」は、山のけわしい峰が並んでそびえるさまにかたどり、「やま」の意を表す。


【ディジタル画】『坑夫』 75(No.633)

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 坑の底に辿り着くと、水は腰まで浸かった。
 すると、右の方に穴があって、そこからかあんかあんという音が聞こえてくる。
 「そうら。こんな底でも働いているものがあるぜ。真似ができるか」
 と、初さんは「自分」に言う。「自分」は、「明日つから、此所で働くんでせうか。働くとすれば、何時間水に漬かつてるーー漬かつてれば義務が済むんですか」と初さんに訊く。
 初さんは答える。
 「さうさなあ」
 「一昼夜に三回の交替だからな」
 一昼夜に三回の交替とは、一日8時間労働ということになる。全集注解には、「坑夫たちの労働時間が三交替制の八時間となったのは、明治三十年代前半のことと推測される。それ以前は六時間の四交替制だった」とある。へええ、前よりも労働時間が増えたのか。そりゃひどい。


【タイムラプス】9月23日(金)7:06〜9:12の韮山方面の雨空。31秒。

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【新型コロナ】9/23(金)10:00現在(Yahoo!より)
新規感染者数→77,383(前週同曜日比 −8,471)
重症者数→276(前日比 −25)
伊豆の国市陽性者数→19(前日比 +4)(静岡県HPより)