いずぃなり

伊豆でのシニアライフ

行く道や人の歩止めて梅雨出水(あ)

【きょうの一枚】濁流する近所の川。

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 普段はハヤが泳ぐ川も、きょうはご覧の通り。写真は小学校の正門(写真右)にぶつかる橋の上から撮った。橋には欄干ではなくガードレールがかかっている。
 きょうは会計さんが仕事の都合がつかないと言うので、私が代わりに通帳と印鑑を預かってJAに行き、口座から出金した。
 風雨が激しく、普通ならこういう日は外出を避けるところだが、出金を頼まれれば行かないわけにはいかない。で、傘を差し長靴姿で出かけたが、傘を差す意味がないくらいに風雨が強く吹き付けて、Gパンがぐしょ濡れになる。
 いずっぱこの踏切を渡り、左に折れてJAを目指したら、その道が川になっていた。線路と道路をくぐる暗渠の用水が道に溢れ出していたのだ。道を通る車はそんなことはお構いなしというふうにスピードを緩めず走り去る。水飛沫が上がる。その水飛沫はことごとく歩行者を襲う。おかげで私はぐしょ濡れのGパンをさらにぐしょ濡れにさせてしまった。スピードを緩めないで走り去った車の運転手は、たぶんそのことは知らない。知っていたとしても、そんなこと知るかという顔をしていたに違いない。我が物顔に走る車って、どうなんですか? 叩きつけるような風雨を歩かざるを得ない歩行者をどう考えてるんですか?


【書】「祈雨」きう(No.1,127)f:id:jijiro:20220720125859j:image
 「雨が降るように祈る。あまごい。求雨。」(『旺文社漢字典』第2版)
 「祈」は、示と、音を表す斤(きん。「き」は変化した音。ねがう意→幾)とで、神に願い求める意を表す。
 「雨」は、一面に雲のたれこめた天から水滴の落ちるさまにかたどり、「あめ」の意を表す。


【ディジタル画】『坑夫』 9(No.567)

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 どてらを着た男の斡旋で(私の)仕事は坑夫と決まった。
 「自分は第一に死ぬかも知れないと云ふ決心で自宅を飛び出したのである。それが第二は死なゝくつても好いから人の居ない所へ行きたいと移つて来た。それがまた何時の間にか移つて、第三にはともかくも働かうと変化しちまつた」
 私は大学を出ても青森に戻らず神奈川に職を得た。以来ずっと雪の降らない土地で暮らしている。
 神奈川に残ったのは、別に死ぬかも知れないという決心があったからではない。こっちに残れば雪かきをしなくて済むと思っただけだ。
 どこで暮らそうが「住めば都」で、その土地にだんだん愛着が湧いてくる。田舎を飛び出して最初に住んだ東京・世田谷がそうだし、次に移った上野毛のぼろ家もそうだった 。
 3度目の引越しの川崎も、4度目の引越しの横須賀も、5度目の引越しの平塚も、6度目の引越しの藤沢も、すべて「住めば都」だった。
 そして今世話になっている伊豆も、もちろん「住めば都」で、土に還るならここだと思うに至った。永遠の眠りにつく場所はまだ決めていない。というか、ありすぎて決めかねている。でも、早いとこ決めねばなるまいの。
 カミさんは絶対私より後に死ぬと信じて疑わない人だから、カミさんが墓参りしやすい場所を選んでやるか。それとも、カミさんのことだから私の墓参りなんて真っ平ごめんと言うかな。


【タイムラプス】7月19日(火)7:00〜8:50の韮山方面の雨空。27秒。

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【新型コロナ】7/19(火)10:00現在(Yahoo!より)
新規感染者数→76,199(前週同曜日比 +39,069)
重症者数→144(前日比 +15)
Yahoo!ニュースの「新型コロナ」情報から、「累計死亡者数」のデータが忽然と消えた。なぜ?