いずぃなり

伊豆でのシニアライフ

茄子味噌の素朴素朴と味深み(あ)

 住んでいる近くに古墳がある。ここと神奈川・藤沢を行ったり来たりしていた頃、隣町の中学生グループに坂の途中で古墳の場所を訊かれて答えられなかった。
 きょうは朝一番でそこの清掃をする予定だった。
 当初は、清掃後に地元考古学の学芸員が小学生に古墳についてのレクチャーをしてくれることにもなっていたが、先月半ば、新型コロナ蔓延の影響で子供たちの参加を見合わせるとの連絡を子供会から受けていた。
 それで、子供たちは参加しなくても大人だけでもいいから清掃に汗を流そうという話になった。のはいいのだが、目覚めたら今朝はあいにくの雨。雨じゃ清掃活動もできなかろうと、雨音を聞きながら先方と連絡をとって中止を決めた。
 雨は未明から断続的に降り続いていた。その雨が5時ごろになっても降り止まなかったのでこりゃ中止せざるを得ないなと思っていた。が、天気予報では雨が上がった後は晴れると言っていたので、中止を決めてもその後晴れることは十分予測された。どうしたもんかなと思ったが、判断を迫られたときにはまだ雨が残っていたし、それを優先すべく地元考古学会の方と電話相談して中止とした。
 結果的には天気予報通り、中止発表後はからりと晴れ上がったが、中止の判断そのものはそれでよかったと思う。


【きょうの一枚】茄子味噌と胡瓜。

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 茄子味噌を作ったら、味噌の配分を間違えてしょっぱくなってしまった。で、これ幸いと冷蔵庫に残っていた胡瓜に茄子味噌の味噌を掬って晩酌のつまみとした。胡瓜の香気としょっぱめの茄子味噌がマッチして、それはそれでいい味付けになった。孫どもは、炊き立てのご飯の上に茄子味噌を乗せ、茄子味噌乗っけ丼にして食っていた。


【書】「革職」かくしょく(No.1,125)

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 「官職を免じる。免職。」(『旺文社漢字典』第2版)
 「革」は、切り開いた動物の全身の皮を、乾燥するために、張り延ばした形にかたどり、「かわ」の意を表す。借りて、「あらためる」意に用いる。
 「職」は、耳と、音を表す〓(よく。職の「耳」のパーツを取り除いた形。「しょく」は変化した音。知る意→識)とで、よく聞き分けて覚える意を表す。借りて、のぼりの意から、商家の旗の意、転じて職業の意に用いる。


【ディジタル画】『坑夫』 7(No.565)

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 どてらを着た男と19歳の若造の私は、結局茶店で饅頭を3皿も食った。そこで茶店の神さんが口を出す。
 「うちの御饅は名代の御饅だから、みんなが旨がつて食るだよ」。
 一昨日揚げた、砂だらけの蠅だらけの饅頭が、よほど旨かったとみえる。
 どてらを着た男が斡旋する仕事というものがどんなものか、まだこの段階では明らかにされない。でも、タイトルからしておおよその察しはつくが。
 どてらの男は「本当に儲かる話なんだから是非遣り給へ」と私に言うが、それに対して私は、「そんなに儲けなくつても、いゝです。然し働く事は働くです。神聖な労働なら何でもやるです」と答える。
 「神聖な労働」とはなんぞや。全集注解によると、「キリスト教に由来した労働観」とし、「『聖書』において人間の労働は、神の定めた人間の当然なすべき働きとされる」と説明される。どてらの男には、この「神聖な労働」の意味が通じないらしい。
 私にもよく判らない。いったい「神聖な労働」とはなんだろう。給金は低くても、世のため人のためになるような労働をいうのだろうか。そもそも、世のため人のためにならない労働なんてあるのだろうか。 


【タイムラプス】7月17日(日)5:35〜6:48の伊豆長岡の空。33秒。

https://www.facebook.com/1298610339/posts/pfbid02JaEoDZQt4qRNAe3SytgvggCi3yJHk9tYHAcGVyKNrYQGcDiq3gdkJ2oLAtLy2ReWl/?d=n


【新型コロナ】7/17(日)10:00現在(Yahoo!より)
新規感染者数→110,676(前週同曜日比 +55,668)
重症者数→114(前日比 +7)
累計死亡者数→31,584(前日比 +24)