いずぃなり

伊豆でのシニアライフ

草刈を終えこもごもの顔の笑み(あ)

【きょうの一枚】道端に置かれた区内清掃の刈払機。

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 左に見えるフェンスを跨いだ中が沈砂地(ちんさち)と呼ばれる地帯。
 もともとここは沢だったみたいで、向こうに見える公園はその沢に上から土をかぶせたところだという。公園の下は暗渠になって水を流し、公園が切れたところで再び沢水が地表に顔を出す。そういう地形になっている。
 区内清掃ではフェンスで囲まれた沈砂地の草を刈る。毎回これが一苦労。ここの清掃を担当する組は大変だ。フェンス周りは刈払機が入らないから鎌で刈るしかない。それが大抵女手の仕事で、男衆はもっぱら刈払機を携えて沈砂地に降りる。刈った草は量が多すぎて所詮軽トラに積みきれないから、その場に積み上げてあとは自然に任せる。そして、鎌で刈った草だけ運んでもらう。
 刈った草を運び入れる場所も決まっている。勝手にそんじょそこらに捨てるわけにはいかない。沈砂地の草をその場へ捨て置くことができるなら、他の草もそうしてよいはずだがそうならない。
 捨てる場所は南京錠がかかっていて、清掃日はあらかじめそこを解錠しておかなければいけない。そのために事前に市役所へ出向いて鍵を借りておく必要がある。その残土処理場だって、集められた草をいたずらに積んでおくだけだ。
 鍵をかけて管理するのは不法投棄を防ぐためと思われるが、そんな管理に神経を使うより、刈った草の処分方法くらい地区に任せてくれたら行政も楽だろうに。捨てる場所が決まっているがために、鍵を借りにいかなければならず、軽トラを手配しなければならず、軽トラ提供者への謝礼を用意しなければならず、清掃の皆さんに茶を用意しなければならない。
 勝手にしていいよと言ってくれた方がどんなに楽かしれない。


【書】「孟月」もうげつ(No.1,111)

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 「四季の初めの月。陰暦一月・四月・七月・十月。↔︎季月」(『旺文社漢字典』第2版)
 「孟」は、子と、音を表す皿(べい。「ぼう」は変化した音。はじめの意→萌)とで、長子の意。ひいて「はじめ」の意を表す。
 「月」は、日月を対照してその特徴に着目し、常に円い「日」に対して、満ち欠けする月の欠けた形にかたどる。


【ディジタル画】『三四郎』 109(No.551)

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 三四郎は広田先生を演芸会に誘ったが断られる。
 会場に入ると、舞台はすでに始まっていた。三四郎には舞台で演じられているのがどんな劇かは判らない。それでも「入鹿の大臣」の名が出てくることは記憶に残っている。
 幕が下りて三四郎は来ているはずの人を探す。が、見つからない。すると、幕の下りた舞台の前を与太郎が小走りでかけてきた、と思ったら途中で立ち止まった。そこに美禰子の横顔があった。「来ているはずの人」とは、美禰子のことだった。
 画は宝塚歌劇団の『飛鳥夕映えー蘇我入鹿ー」を参照し、すべてConceptsで描いた。 


【タイムラプス】7月3日(日)5:52〜7:22の伊豆長岡の空。22秒。

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【新型コロナ】7/3(日)10:00現在(Yahoo!より)
新規感染者数→24,904(前週同曜日比 +8,317)
重症者数→55(前日比 +3)
累計死亡者数→31,312(前日比 +11)