いずぃなり

伊豆でのシニアライフ

女房と桃の節句のあら煮かな(あ)

【きょうの一枚】魚のあら煮。

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 あしたの学校は給食がなく弁当だと聞いて、慌てていつもの鮮魚店に走る。
 ここの鮮魚店の鮭の切り身は、分厚くて脂が乗って安くて旨いと四拍子揃っている。
 しまった弁当のおかずがないと気づいたのが遅かった。午後5時を過ぎていた。店に行ったら果たして目当ての鮭の切り身は売り切れていた。ここの店は午後6時を過ぎたあたりから店を閉める準備を始める。
 それで鮭の代わりに何を買おうかとケースを覗いたが、これといったものが見当たらない。と、ガラスケースの上にこいつを見つけた。覆われたラップの上に手書きの赤マジックで「500」と記されてある。
 最初、イシダイの頭かと思った。「これ、何?」と店長に聞いたら、ヒラメだと言う。これで500円ですよ安いよね、と思ったら買っていた。
 もちろん弁当のおかずにはならないから、これは私の晩酌用の一皿のつもり。孫お兄ちゃんが食いたいと言ったらそっちにやるつもりだったが、たぶん食いたいと言わないだろうという予感があった。で、チンしてテーブルに出したら、一口つけただけで私に突き返した。今ひとつ食欲をそそらなかったみたい。ほれみろやっぱりな。見た目がちょっとグロテスクだからな。子どもはこういうのが苦手なんだろう。ヒラメだよ高級魚だよもったいない。しめしめぱくぱく独り占め平目のあら煮独り占め。
 冷蔵庫にはベーコンがあるしウインナーがあるしミニトマトがある。これに卵焼きをフライパンでささっと焼けばあすの弁当はバッチリだ。ちょっと緑が欲しいかな。おお、サラダ菜があるじゃないか。こいつをおかずの仕切りに使え。


【書】「谷量」こくりょう(No.991)

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 「谷をますにしてはかる意で、物の量が非常に多い形容。」(『旺文社漢字典』第2版)
 「谷」は、八を二つ重ねて間が開け通じる意と、口(こう。「こく」は変化した音。口をあける意)とで、水源の穴から水が流れ出て山あいに開けた「たに」の意を表す。
 「量」は、日(品物の意)と重(おもさの意)とで、物のおもさを「はかる」意を表す。


【ディジタル画】『吾輩は猫である』 108(No.431)

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 寒月君が田舎でバイオリンを買うまでの経緯を滔々と述べる段で、寒月君が既に結婚していたことが発覚する。お相手は実家に帰省したときに紹介された女性だそうだ。
 あれ? 金田家の御令嬢と結婚する話はどうなったんだ? 
 その話はなかったことになったみたいですよ。周りが騒いでいる割には、寒月君自身はまるでその気がなかったということらしい。結婚は、えてしてそういうものだ。闇の中で鉢合わせするようなものさ。
 それにしても、バイオリンを買うまでの話が長過ぎる。バイオリンを買うだけのことなのに、まあ引っ張る引っ張る。白石黒石を盤面に並べていた独仙君が居眠りしてしまうくらい長い。 
 今回も全部「Gガッシュ」だけで描いている。

 絵は楽しいねえ。巧拙は抜きにして、描くだけで楽しい。


【タイムラプス】3月3日(木)8:30〜9:56の伊豆長岡の空。21秒。

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【新型コロナ】3/3(木)10:00現在(Yahoo!より)
新規感染者数→72,647(前週同曜日比 −7,712)
重症者数→1,452(前日比 −4)
累計死亡者数→24,146(前日比 +238)