いずぃなり

伊豆でのシニアライフ

年越や泥葱の泥そのままに(あ)

【きょうの一枚】庭の隅に植えた太泥葱。

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 孫のつまむ菓子が無くなったので買いに行った。「いいちこ」を切らしてもいたし。行ったら泥葱が安かったのでついでに買った。5本で198円は安い、と思ったがどうか。
 このところ鍋料理が続いたので、孫どももさすがにうんざり顔なのだが、他に食うものがなけりゃ食うべ。何せ家計を節約しなくては生活が成り立たないのだから仕方がない。家計が常に火の車であることに変わりはない。
 泥葱を土に埋めておけば、やがて根を張り新しい葉が出る。つまりは生まれ変わってたぶんそのまま3月まで食える。冷蔵庫に入れたままだとそうはいかない。横須賀の義母もそうやって庭に(隣の)葱を保存していた。昔からの生活の知恵である。
 藤沢ではマンション暮らしだったからそれができなかった。今はささやかながら庭のある伊豆で暮らしている。おかげで、こうして買った葱を甦らせることができる。生ゴミもコンポストで肥料に変わる。これが経済的かどうかは判らないが、少なくとも大地に踏ん張って生きているという実感がある。藤沢ではそれがなかった。今はある。私はそれが嬉しいのだ。


【書】「虫書」ちゅうしょ(No.927)

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 「①→虫篆(ちゅうてん)。②虫の食ったあとが、篆書のように見えるもの。」(『旺文社漢字典』第2版)
 「虫」は、大きな頭をもつへびの形にかたどり、毒へび(まむし)の意を表す。虺(き=まむし)の原字。
 「書」は、聿(筆)と、音を表す者(しゃ=「しょ」は変化した音。つける意→著)とで、筆でかきつける、「かく」意を表す。転じて「ふみ」の意に用いる。


【ディジタル画】サントブーヴ(No.369)

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 大法螺吹きの迷亭先生が、苦沙弥先生と鈴木君とのやりとりに首を突っ込む。「アハヽヽ中々自信が強い男だ。夫でなくてはサヴェ(全集テキストではエに「〝」)ジ、チーなんて生徒や教師にからかはれて済して学校へ出ちや居られん訳だ」とからかう迷亭先生に苦沙弥先生がやり返す。「……サントブーヴは古今独歩の評論家であるが巴里大学で講義をした時は非常に不評判で、彼は学生の攻撃に応ずる為め外出の際必ず匕首を袖の下に持つて防禦の具となした事がある。……」。と、苦沙弥先生の引用にサントブーヴが登場する。
 例によって、参照したのは白黒画像なので、彩色は、たぶんこんな色だろうと想像して「Gガッシュ」で塗った。 


【タイムラプス】12月29日(水)7:53〜9:50の伊豆長岡の空。29秒。

https://www.facebook.com/1298610339/posts/10227611545576396/?d=n


【新型コロナ】12/29(水)10:00現在(Yahoo!より)
新規感染者数→385(前週同曜日比 +138)
重症者数→46(前日比 +2)
累計死亡者数→18,388(前日比 +2)