いずぃなり

伊豆でのシニアライフ

玄関の隙より忍ぶ金木犀(あ)

 カミさんがやってきた。
 実は、孫娘が小田原のバスケチームに所属していて、そのチームの練習試合が小田原であるからと、孫娘は朝6時に伊豆の家を出た。カミさんが来るなら、これ幸いとカミさんに小田原で孫娘を拾ってきてもらおうと目論んだが、きょうに限ってカミさんは横須賀の実家を早く出ていた。
 孫娘にカミさんの電話番号を教え、あらかじめ試合終了の予定時刻を入れて迎えに来てくれるように頼んでおけと伝えたが、孫娘がその伝言を送ったのが午前6時前だから、カミさんがそれを見て確認していたかどうかは判らない。試合終了時刻を無視して横須賀を出たようだから、たぶん見ていないのだろう。
 「iPhoneを探す」で追跡したら、どうやらカミさんはどこへも寄らず真っ直ぐ伊豆へ来る気配で、と思ったら、あれよあれよという間に昼前に着いてしまった。昼に来たって誰もいないよとメッセージを入れておいたのに、昼に到着した。孫娘の試合が終わるのは午後4時半だけどと伝えたら、では早めに小田原に行ってスーパーで買い物すると言って昼飯を食ってほどなく出て行った。どうやらカミさんは、ダニやらアリやらゲジやらゴキやらクモやらが躍動する家より、街の密閉空間の方が居心地がいいと感じる人らしい。


【きょうの一枚】キンモクセイ(金木犀)。

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 玄関を開けてパソコンを打っていたら、金木犀の芳香が家に入ってきた。だからきょうは、朝からちょっと幸せな気分。
 九月上旬に金木犀のオレンジの花が咲いて、しばらくはキンモクセイの甘い香りに包まれるのかと期待したが、待てど暮らせど満開が訪れない。どうしたもんかと思っていたら、今頃になってようやく満開を迎えた。
 台風が去った後でよかった。


【書】「牛女」ぎゅうじょ(No.839)

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 「牽牛(けんぎゅう)・織女の二星。ひこ星と織り姫。陰暦七月七日、天の川で会うという。」(『旺文社漢字典』第2版)
 「牛」は、正面から見た牛の形。前から見た羊の形と同じかき方であるが、羊に比べて角が大きくかかれている。角の間の縦の線が体で、角の下のV字形や横線は牛に特徴的な腰の骨が突起している形を表している。
 「女」は、跪(ひざまず)いている女の人の形。手を前で重ねて、うやうやしく霊所を拝んでいる形である。


【ディジタル画】斎藤佑樹(No.281)

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 日ハムの斎藤佑樹投手が今季限りでマウンドを降りることを決意したという。プロ野球生活11年目だった。満身創痍だったのだろう。
 ハンカチ王子としての爽やかなイメージの裏には、筆舌に尽くし難い苦労もあったのだろう。
 この一球入魂の鬼気迫る面構えを見よ。これがプロの顔だ。 


【タイムラプス】10月2日(土)5:33〜8:19の伊豆長岡の空。20秒。

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【新型コロナ】10/2(土)10:00現在(Yahoo!より)
新規感染者数→1,445(前週同曜日比 −645)
重症者数→778(前日比 −154)
累計死亡者数→17,687(前日比 +34)