独りある独り甘夏ママレード（あ）

【今日の一枚】冷蔵庫に仕舞ったマーマレード。

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　甘夏マーマレード作り第二弾。

　庭の甘夏を7個(第一弾は6個)もいでマーマレードに作った。グラニュー糖は前回同様1kg。
　グラニュー糖がなくなったから今年はこれで一段落なんだけど、庭には直径15cmほどの甘夏の実がまだ100個ほど生っている。
　そいつをなんとかせにゃならん。どうしたもんかと、マーマレードを作りながら考えた。それで思いついたのが、なんと、商品化すること。この着想には自分でも驚いた。そうだ、ただで手に入る甘夏が庭にまだそんなにあるのなら、商品化して通販で売ったらどうか。
　このアイデアは魅力だった。が、商売なんてしたことのない私には、何をどうしたらいいのかさっぱり判らない。でも、今は通販も盛んだし、それならなんとなく私にもお手軽にできそうな気がした。
　甘夏なら庭にわんさかある。あとは容器とグラニュー糖を用意すればいい。商品化するとなるとラベルも必要になるか。ラベルのデザインなら自作にすればわけない。問題は価格だが、さて、いくらに設定すれば買ってくれるか。
　とまあ、あれこれ皮算用をしているうちにマーマレード第二弾が出来上がった。それを瓶詰めして冷蔵庫に仕舞いながら、できた商品を置く場所をどこにするかと考えて、それを保管できるだけのでかい冷蔵庫を新たに用意しなければいけないことに気づいた。商品化を目指すんだったら、それ専用の作業場とそれ専用の保管場所が必要じゃんよお。だめだこりゃ。
　というわけで、商品化は無理無謀だということが判りました。どんな商売でも、それで金を稼ぐとなるとなかなかゆるくないねえ。

【書】「旅懷」りょかい（No.705）

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　「旅でのもの思い。旅情。」（『旺文社漢字典』第2版）
　そういえば、しばらく旅にも出てませんねえ。
　知らない町をふらっと歩いてみたい。ときに、そんな衝動にかられたりします。

【ディジタル画】ディック・ミネ（No.149）

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　「リンゴの木の下で」はディック・ミネさんの歌だとばかり思っていたら、どっこい、YouTubeを見たら、いろんな方がカバーされているでないの。それだけ戦後も愛され続けた歌なんだな。
　吉田日出子さん、伊東ゆかりさん、奥村ちよさん、それにアマチュアジャズバンドの方々と、その広がりたるや素晴らしいものがある。いい歌だものね。日本でのレコード発売が昭和12年だなんて信じられない。
　昭和12年といえば盧溝橋事件が起こった年ですよ。それを契機に日中は泥沼の全面戦争へ突入するわけですが、その裏でこんな牧歌的な歌が流行していたんですね。
　4月に入ってからディジタル画を描きまくる日々が続いている。3月の離任式のお別れ昼食会に、皆の前で、これからは好きなときに画が描けるのでワクワクしていると言った手前、描かないわけにはいかない。
　本当は有職故実の勉強がてら、昔の伝統的な装飾やしきたりなんかを画に描いて残せたらいいと思っていたのだけれど、まだ図書館へ行けてない。そのうちそのうちと思っているうちに、別に描きたいものがどんどん出てきて、ますます行けなくなってしまった。どこかで切らないとね。ずるずる行っちゃうよ、これ。