いずぃなり

伊豆でのシニアライフ

伊豆に雨ぱらりぱらりと山法師(あ)

 カミさんが、午後3時を過ぎたところでやってきた。
 カミさんが横須賀を発ってから伊豆に着くまで、アプリ「探す」でずっと追跡。このアプリは、iPhoneの持ち主が今どこにいるかがたちどころに判るもので(電源を入れてあれば)、別にカミさんがどこにいようと知ったことじゃないが、なんとなく気になってついつい見てしまうアプリなんです。
 iPad Proで、この「探す」とProcreateを立ち上げ、両者を行ったり来たりする。Procreateでディジタル画を描きながら、適宜「探す」の画面でカミさんが今どこを走っているかを確認する。そんなことを繰り返しているうちにカミさんが到着した。到着前に画が仕上がって、ひとまずホッ。
 しかし、「探す」というアプリ、すごいですね。今どこにいるかがたちどころに判ってしまう。プライベートもへったくれもあったものではない。
 あると便利だけど、なくても困らない。こんなアプリが昨今はずいぶん増えた気がする。昔びとは、今頃あの人はどんな気持ちで昼なお暗い峠を越えているのでしょうといった、不案内な状況から想像力をたくましくもしたのだろうが、これからはそういう風流も通じなくなってしまうのでしょうか。

 そんなことなら、そんなアプリ要らないね払い下げだ。って、こっちがインストールしなければ済むことか。


【今日の一枚】庭のヤマボウシ(山法師)。

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 今年も白い花を咲かせました。
 車庫の脇に植えた時は、孫の背丈にも劣るくらい小さかったけど、あれからどんどん大きくなって、今では樹高3mほどに成長し、こんな立派な花を咲かせるまでになりました。
 ヤマボウシはハナミズキと同じミズキ科ミズキ属だけれど、花は、ヤマボウシの方がハナミズキよりやや華奢な感じかな。私は、秋に生る赤い実をつまみたくて植えたのだが、その赤い実はまだ食していません。


【書】「埋玉」まいぎょく(No.702)

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 「宝玉を地中にうめる意で、すぐれた人や美人の死を惜しんでいう語。」(『旺文社漢字典』第2版)


【ディジタル画】河合雅雄(No.146)

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 北海道新聞コラム「卓上四季」で霊長類学者・河合雅雄さんの死を知り、急いでProcreateで描いた。
 コラムの締めくくりに「最期まで社会の『雑木林』を気にかけた97年の生涯であった」と記されてあったので、それで亡くなったことを知った。
 河合雅雄さんといえば、「サルの芋洗い」で一躍その名を知られた方だが、草山万兎というペンネームを持つ児童文学者であることは存じ上げなかった。
 描画では、初めて「パターンブラシ20」というのを使ってみた。20種類あるパターンの中から「青海波」というのを選択。和服を塗った下のレイヤーにこれを置き、不透明度を40%にした。漫画でいう「スクリーントーン」みたいな効果ですかね。すごいな、こんなこともできるんだ。面白すぎるぞ、Procreate。


【タイムラプス】5月18日(火)5:15〜7:22の伊豆長岡の空。31秒。

https://www.facebook.com/1298610339/posts/10226227111006397/?d=n


【新型コロナ】5/18(火)10:00現在(Yahoo!より)
新規感染者数→3,680(前週同曜日比 −1,262)
重症者数→1,227(前日比 +4)
累計死亡者数→11,645(前日比 +122)