いずぃなり

伊豆でのシニアライフ

三月となるや貼り絵のカレンダー(あ)

 元同僚に薦められた本を電子書籍で一気に読んだ。
 モンテーニュ著『エセー』はとっつきにくい難解な古典というイメージがあったが、宮下志朗さんの導きのおかげで一気呵成に面白く読むことができた。
 私のiPhoneには「瞬間日記」というアプリがインストールされてある。今回覚書を書き留めるためにそいつを久々に立ち上げてみたら、2016年3月7日付けで「自分の力というものは、それを与える人がいてはじめて存在できるのだなと思った。金子郁容」という覚書が保存されてあった。そうか、あれから5年も使ってなかったか。
 今回、共鳴した箇所を片端から書き留めていったら、29件にもなった。その中からめぼしいものを以下に挙げておく。
「自然が与えてくれた楽しみは、老いとともに、だんだんとなくなっていくのだから、人為的な楽しみで、自分を支えていこうではないか」
「人間の精神は、老いとともに、便秘をもよおして鈍くなる」
「わたしは何歳も年をとった。でも、少しでも賢くなったかといえば、それは疑わしい」
 元同僚は、ブログを書くヒントになると薦めてくれた通り、とても参考になりました。また、老いとは何か、これからどう生きるかを改めて考えさせられました。いい本を紹介してくれて、ありがとうございました。


【今日の一枚】来年度のカレンダー。

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 来年度の市のカレンダーが届いた。
 カレンダーは普通1月1日をスタートとするが、市のカレンダーは年度に合わせて4月1日から始まる。仕事をしていると、そのほうが都合がいい。
 来年度のカレンダーは「親子で貼り絵大会!!」から選ばれた12枚の絵。どれも、親子でわいわい楽しみながら作品作りをしている雰囲気が伝わってくる絵に仕上がっている。
 カレンダーの最後に、惜しくも選から漏れた作品を載せてある。これもいい。


【書】「赤面」せきめん(No.612)

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 「①赤い顔。赭面(しゃめん)。②恥・酒・緊張などで顔を赤くすること。」(『旺文社漢字典』第2版)
 「赤」は、大と火とを組み合わせた形。大は手足を広げて立つ人を正面から見た形。これに火を加える形が赤で、穢(けが)れを祓(はら)い清める儀礼をいう。→白川静『常用字解』
 「面」は、目だけあらわれている仮面の形。神事的な儀礼の際にはいろいろの仮面が使用されたらしく、戯や劇の字形によると、虎の皮の被(かぶ)りものが使用されたことが知られる。→同 


【タイムラプス】2月27日(土)6:03〜7:49の伊豆長岡の空。26秒。

https://www.facebook.com/1298610339/posts/10225582397608965/?d=n


【新型コロナ】2/27(土)10:00現在(Yahoo!より)
新規感染者数→1,055(前週同曜日比 −245)
重傷者数→457(前日比 −15)
累計死亡者数→7,825(前日比 +80)