いずぃなり

伊豆でのシニアライフ

手作りの石鹸の香の春を待つ(あ)

 毎日「たて書きコラム」を読むのが楽しみである。大抵並び順トップの「余録」から「編集日記」までの14本を読む。

 読み終わったコラムは、後になって読む機会があったら読もうと思って、ブラウザに張り付いている「ブック」にPDFで保存するが、まず後になって読んだためしがない。そのまま読み流すのがほとんどだ。

 コラムを読むのは、朝、電気カミソリで髭を剃りながら読む。日付は前日であったりその日であったり、新聞社によって異なる。

 で、私がこのブログを書くのは、前日の出来事を一晩寝かせた翌朝だから、その日の朝刊に載るはずのコラムを読んで、そこから触発されてブログの記事を書くこともある。今日の場合がそうだ。

 今日は北海道新聞コラム「卓上四季」で鴨長明を扱っているのが目に留まった。鴨長明は、ご存知『方丈記』の作者である。

 『方丈記』を知らない人はいない。なんとなれば、教科書の定番作品だからである。冒頭部分を暗記させられたからである。たった一冊の著作で歴史に名を残したければ、そらんじたくなるような名文を教科書に載せてもらうに限る。

 「庵の広さは書名のごとく方丈(一丈=約3mの四方)というから、9㎡ほどと小さく、質素だった」とコラムにある。四畳半が約7.29㎡だから、方丈は四畳半より少し広い感じか。

 その狭い空間に腰を据え、思索に耽った鴨長明に倣って、私も方丈よりやや広い6畳間にこもって思索に耽ってみようかという気にさせられる昨今のコロナ禍である。

 

【今日の一枚】手作り石鹸。

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 一昨日(1/12)の理科で、グリセリンソープを作った。クラスのある子が、自分で作ったうちの一つを私にくれた。使うのがもったいないくらいきれい。

 グリセリンソープは以前にも作ったことがあって、材料が少し残っていたのでもう一度作ってみることにしたと担任。さすがに二度目とあって、みなさん格段の手際よさできれいにできた。

 

【書】「抑揚」よくよう(No.568)

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 「音声や音楽・文章などの調子を上げたり下げたり、また強めたり弱めたりすること。また、その調子。イントネーション。」(『大辞林』)

 「抑」は、手と〓(こう)とを組み合わせた形。〓は人が向かい合う形である。上下に向かい合う時は、一人が仰向けに寝て、一人がそれを抑える形で、下からいえば仰ぐ、上からいえば抑えるという関係になる。抑は上から手で「おさえる、おす」の意味となる。→白川静『常用字解』

 「揚」の音符は昜(よう)。昜は台上に霊の力をもつ玉(ぎょく=日)を置き、その玉光が下方に放射する形。玉光にふれることは、人の精気を盛んにし、豊かにする魂振(たまふ)りの働きがあるものとされた。玉を高く捧げ持つことから、「あげる、あがる」の意味に用いる。→同

〓↓

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【タイムラプス】1月14日(木)6:03〜7:03の伊豆長岡の空。30秒。

https://www.facebook.com/100001436582002/posts/3710375509020299/?d=n

 

【新型コロナ】1/14(木)10:00現在(Yahoo!より)

現在感染者数→69,831(前日比+3,838)

新規感染者数→5,871(前日比 +1,331)

死亡者数→4,275(前日比+97)