いずぃなり

伊豆でのシニアライフ

見上ぐればぷりりと青き梅の尻(あ)

 昨日iPhoneにインストールしたばかりのアプリを起こして馬券を買ってみた。岩手で行われた地方競馬第一レースである。
 きっと当たるはずと確信して、オッズ1〜3番人気をワイドボックスで買ったが当たらなかった。300円の損。ここは、次のレースで元を取り戻そうと熱くなるところだが、そうはならなかった。どうも私はギャンブルに向いていないらしい。
 それでも、宝くじじゃないけど買わなきゃ当たらないので、のめり込まないように気を配りながら、ちょぼちょぼ買っていくつもり。一日300円の損なら可愛いもんでしょ。
 そのうち寺山修司ばりに、「銀座のママさんの誕生日が28日だから、今日は2−8にします」とかなんとか、出鱈目な買い方を楽しもうと思っている。出目だの血統だのと四の五の言わず、呑み友の命日がいついつだからそれを買うという買い方の方が、どことなく腐れ縁が続いているようでいい。とは言っても、どうせ寺山修司のことだから、出鱈目なふうでいて、実はちゃっかりデータ分析しているところがあったりする。だって、その予想が当たっちゃんだもの。すごい人だよね。
 寺山修司の競馬予想は本当に楽しかった。ある意味、心を癒してくれる「路地裏文学」でしたね。訥々とした津軽弁で話す会話にはほっこりしたし、本気になってカッカ熱くなるのをはぐらかすような巧緻さがあった。
 寺山修司だったらなんて言うだろうと想像しながら、しばらくは馬の尻を追いかけてみたいと思う。
 いけね、楽しみがまた一つ増えた。


【今日の一枚】梅の実。

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 一二三荘の駐車場脇に梅の木が一本ある。その梅の木の根元にカブを駐めようとしたら、青梅が一つ落ちていた。上を見上げたら、ほれ、たくさんの梅の実。
 去年は一二三荘で梅の実を販売していなかったけど、今年は期待してよさそうだ。


【書】「恒風」こうふう(No.650)

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 「①絶えず吹く風。②常に一定方向に吹く風。」(『旺文社漢字典』第2版)
 「恒」の音符は亘(こう)。上下の二横線の間に弦月(弓張り月)をかく字形であった。[詩経]に「月の恆(ゆみはりする=盈(み)ちてゆく)が如し」という句があって、弦月の弓を張るような状態をいう。→白川静『常用字解』
 「風」の音符は凡(はん)。甲骨文字は鳥の形。神聖な鳥であるので冠飾りをつけている。鳳(ほう=ほうおう)のもとの形と同じである。その鳥の左や右上に音符の凡を加えている。天上には竜が住むと考えられるようになり、風は竜の姿をした神が起こすものであると考えるようになって、鳳の形の中の鳥を取り、虫(き=竜を含めた爬虫類の形)を加えて、風の字が作られ、「かぜ」の意味に用いられる。→同


【ディジタル画】古賀稔彦(No.104)

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 好きに使える時間がたっぷりあるので、その時間を利用してバンバン絵を描き、画力をつけていこうと思います。


【タイムラプス】4月6日(火)6:26〜9:07の伊豆長岡の空。20秒。

https://www.facebook.com/100001436582002/posts/3944284492296065/?d=n


【新型コロナ】4/6(火)10:00現在(Yahoo!より)
新規感染者数→1,570(前週同曜日比 +225)
重症者数→445(前日比 +14)
累計死亡者数→9,254(前日比 +19)