いずぃなり

伊豆でのシニアライフ

万愚節落とし穴水満々と(あ)

 今日は68歳の誕生日。
 これまで68年生きてきたことになるが、68年という歳月が長いか短いかというのは、正直言ってよく判らない。というか、そんなのどっちでもいい。
 大事なのは、あちこちガタが来た老躯を引きずりながら、さてこれからどうやって余生を送るか、ということだ。
 人生にピリオドが打たれるのは今から何年先か判らないけれど、それまでにやっておきたいことが山ほどある。さらにその山がまたいくつもあって、分け入っても分け入っても青い山(山頭火)、なのである。
 出口の見えない奥山へ迷い込み、どこが出口か判らないながら、でもそこには確かに誰かが通ったらしい道がある。その道はどこへたどり着くか判らない。けれど、私は手探りでもその道を歩いて行くしかない。よしんば、たどり着いた先に何もなかったとしても、そこまで歩いてきたという足跡だけは残る。
 光の当たる人生もあれば、当たらない人生もある。人に語れる人生もあれば、語れない人生もある。人生にピリオドが打たれるとき、一体君にとって人生とは何だったかと問われたら、こう答えよう。これが私の人生だ、と。
 これからも、そう言える人生でありたい。


【今日の一枚】水が溜まった落とし穴。

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 孫娘が前回来たときに掘った落とし穴に、今日は水をバケツで運んで満々と注いだ。薄暗がりの中、生ゴミを捨てに行ったり薪を取りに行ったりして穴に落ちるといけないと思って、落とし穴の縁の一部にプラスチックの鎖を張った。孫娘はそこまでするとは思わなかったようで、どうしても私が穴に落っこちて骨が折れるのを見たくて仕方がないらしい。こっちだって、そうは問屋が卸しません。


【書】「虹泉」こうせん(No.648)

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 「たき。瀑布(ばくふ)。」(『旺文社漢字典』第2版)
 「虹」は、常用漢字なのに、なぜか白川静『常用字解』に載ってなかった。部首は「虫」。「工」は音符で「さしがね」を表し、ここでは「つらぬく」の意。それで虹には、天空をつらぬく虫(蛇)のイメージが成り立つ。
 「泉」は、崖の下から流れ落ちる水の形。[説文]に「水原なり。水の流出して川を成す形に象(かたど)る」とあり、「源泉(いずみ)、わきみず」をいう。→白川静『常用字解』 


【タイムラプス】4月4日(日)5:32〜8:07の伊豆長岡の空。23秒。

https://www.facebook.com/100001436582002/posts/3936983963026118/?d=n
 またしても孫娘にいたずらをされた(顔が映った)ので、その部分をカット編集した(iMovie)。それで37秒の動画が23秒に縮まった。
 動画の終わりが8:07になっているが、実際にはもっと早い。編集したので詳しい時刻は不明。


【新型コロナ】4/4(日)10:00現在(Yahoo!より)
新規感染者数→2,774(前週同曜日比 +705)
重症者数→408(前日比 +14)
累計死亡者数→9,223(前日比 +8)