いずぃなり

伊豆でのシニアライフ

見納めの枇杷の蕾の毛を生えす(あ)

 4月以降の暮らしのことをずっと考えている。具体的には、これまでの収入がなくなった分をどこで補塡するか、ということだが、いい考えが浮かばない。私一人だけならなんとかなりそうだが、育ち盛りの孫二人の行く末を考えると、少しでも金銭的手助けをしてやりたいと思うのが爺心。
 趣味と実益を兼ねるのが理想だが、なかなか思った通りにはいかない。趣味程度では簡単にはお金に化けてくれない。お金を稼ぐのは、本当に大変なんだと改めて思う。

 お馬さんでもボートでもチャリンコでもいいが、私はその手の小遣い稼ぎには向かないタイプだと思っている。結局、賭け事ってトータルで儲かるの? 損するの? といったあたりの皮算用ができない。
 やはり猟銃ズドンでジビエ料理か。昨秋あたりからそれもいいかとは思ってみたりしたが、よく考えたらそんな体力がないことが判った。それに、仕留めた獲物を自分で裁けるかという基本的な条件がクリアできていない。200kgのイノシシを運ぶ軽トラすらない。考えが甘過ぎた。
 それで、今考えているのは、在宅ワークでちょっとした小遣い稼ぎができるもの。具体的なことは恥ずかしくて言えない。言える日が来たら言う。そんな日が来れば、の話だけど。


【今日の一枚】枇杷の剪定。
▼before

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▼after

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 昨日の松に続いて、今日は庭の奥の枇杷の枝を剪った。剪って少しでも庭の日照を確保したかった。これもサンチュやミニトマトを植える準備。でも、写真で見ると、剪る前と後と大して変わりないな。
 枇杷は、気を抜くと枝先をグングン伸ばす。剪ったそばから何くそと繁茂する。
 昔から、「枇杷を庭に植えると、その家には病人が絶えない」という迷信がある。なぜ病人が絶えないかというと、枇杷の木が日照を遮り、家に湿気をもたらすからだとか。一説に過ぎないが、さもありなんと思わせるくらい繁殖力が半端ない。
 毎年の実を楽しみにしているわけでもないから、根こそぎ伐り落としても惜しくはない。いっそ、枇杷を無きものにして、代わりに葡萄棚をこしらえるのも一興かもしれない。うん、それがいい。枇杷酒より葡萄酒だ。今年の実を採り終わったら、そうしよう。


【書】「直観」ちょっかん(No.639)

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 「《哲》推理や経験によらず、対象を直接に知り得る作用。直覚。」(『旺文社漢字典』第2版)
 「直」は、省(せい)と乚(いん)とを組み合わせた形。省は目の呪力(まじないの力)を強めるために眉に飾りをつけ、地方を巡察して不正を取り締まることをいう。乚は塀など立てている形で、隠れるの意味がある。直はひそかに調べて不正をただすという意味であろう。それで、「ただす、ただしい」の意味となり、ただすので「なおい、まっすぐ、すなお」の意味となる。→白川静『常用字解』
 「観」は、もとの字は觀に作り、音符は雚(かん)。雚は鸛(こうのとり)で神聖な鳥とされ、鳥占いなどに使われたものと思われる。雚を使って鳥占いをし、神意を察すること、「みる、みきわめる」ことを観といったのであろう。→同 


【タイムラプス】3月26日(金)5:39〜7:24の伊豆長岡の空。26秒。

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【新型コロナ】3/26(金)10:00現在(Yahoo!より)
新規感染者数→1,917(前週同曜日比 +419)
重症者数→325(前日比 −3)
累計死亡者数→8,970(前日比 +27)