いずぃなり

伊豆でのシニアライフ

春風に父母懐かしや和菓子食む(あ)

 今日、校長先生に「離任式の日(3/29)は出勤する予定のようですが、どんなお気持ちですか?」と訊かれた。その真意をやや測りかねながら、「もし離任式が行われるのなら、これまでお世話になった皆さんにお礼を言いたいと思っています。黙って去るのも失礼な気がして」と返答した。
 校長先生の問いかけに対する答えになったかどうか判らないけれど、もともとそうするつもりでいたことを、そのまま述べた。
 そう、今から4年前の8月末のこと。突然、市学校教育課から私に中学校のお手伝いをお願いしたいとお声がかかった。その年の夏は、私が前の年に勤めていた学童保育から夏休み限定の手伝いを頼まれ、そっちへ出向いていた。で、それが済んだら、のんびり絵でも描いて過ごそうと思っていた。
 そうしたら、市学校教育課から連絡が入って、急で申し訳ないが9月から中学校で支援員をやってくれないかと頼まれた。それでその年の9月から今の中学校に勤めることになった。
 そうして次の年も引き続き同じ手伝いをする。4月からクラス担任が替わったけれど、やることは同じだった。

 当時は65歳で、年齢的にこれが最後のお勤めだと思っていた。ところが、その年に赴任した校長先生が、学童保育をしていたときの校長先生で、そのよしみかどうか知らないけれど、新しい年度には66歳になる私にSSS(スクール・サポート・スタッフ)の話を持ちかけてきた。
 断りきれずに引き受けたら、夏休みが終わる直前に校長先生から電話が入り、今度は、9月から非常勤講師をしてくれないかとお願いされた。前の非常勤講師が急遽お辞めになって、その後釜を探していたという。2年生の国語3クラスと特別支援学級の国語を担当した。
 そして、今年度はまたまた支援員に返り咲いて今に至っている。
 4月に入れば68歳になる。子どもたちと一緒に体育で体を動かすのもしんどくなった。ここが引き際でしょう。残り一週間、卒業式で3年生の「あなたへ」を聴くまで、もう一踏ん張りです。

 
【今日の一枚】アーモンドマコロン。

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 ホワイトデー用に手頃な菓子がないかと、湯屋へ行く途中に洋菓子店に寄った。
 そこで見つけたのがこの菓子。懐かしい。小さい頃好んで頬張った。しょっちゅう食えたわけではないが、「でん六豆」の次にこの菓子が好きだった。
 当時はマコロンと呼んでいなかった、と思う。別の呼び方で呼んでいたと思うが、なんて呼んでいたか思い出せない。それに関する説明がWikipediaにないかと当たったら、面白い記事に出会った。
 「美味しい食べ方 噛まずに口の中で少し舐め、崩れかけたところでチューと吸うと甘い汁が出て来てたいへん美味しい」。
 そうそう、そんなふうにして味をかみしめながら食った記憶がある。


【書】「雨散」うさん(No.624)

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 「①雨が降るようにちらばる。②雨がやむ。」(『旺文社漢字典』第2版)
 「雨」は、天から雨のふる形。「あめ、あめふる」の意味に用いる。→白川静『常用字解』
 「散」は、〓(読みは不明)と攴(ぼく=攵)とを組み合わせた形。攴には打つの意味がある。〓は筋のある肉で、固い肉であるから、これを殴(う)ってほぐすことを散といい、「ちる、ばらばらとなる、ちらかる、はなれる、みだれる」の意味となる。ばらばらになった肉は、美味でなく味が悪いから、すべて無価値のもの、役立たずのものを散という。→同
〓↓ 

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【タイムラプス】3月11日(木)5:41〜7:11の伊豆長岡の空。22秒。

https://www.facebook.com/1298610339/posts/10225680373938312/?d=n


【新型コロナ】3/11(木)10:00現在(Yahoo!より)
新規感染者数→1,316(前週同曜日比 +74)
重症者数→364(前日比 -17)
累計死亡者数→8,418(前日比 +54)