いずぃなり

伊豆でのシニアライフ

隙間風焼き鳥を焼く煙の中(あ)

 昨日(1/24)に投開票が行われた山形県知事選挙のことが、今日の山形新聞コラム「談話室」に載っていた。「全国初の女性候補同士の一騎打ちということで耳目を集めた」とある。
 コラムは「県勢発展への熱い訴えを重ねた両者の姿が若い世代、特に女性の政治参画への意識に変化をもたらすならなお意義深い」と結ぶが、話のおこし方と結論への持っていき方が、ブログを書く上でとても参考になったので、ここに記しておく。
 まずは話のおこし方から。
 冒頭、「少年少女文学の中で一番好きな作品は? 数年前、ある女性誌が行ったアンケートで2位以下を大きく引き離して1位だったのは『赤毛のアン』だった」と書き起こし、そこから翻訳家村岡花子につなぎ、親交が深かったという参政権獲得運動の市川房枝を登場させる。そして、再び村岡花子が出てきて「女だから女を選ぶという考え方は、やめなければいけない」と強く訴えたことを紹介し、結論に導く。
 うまいなあと思う。読む人をぐいぐい引きつける力がある。私もこんな文章を書きたいなあ。それには「赤毛のアン」をポンと出せるような引き出しを多く持たなければいけませんね。


【今日の一枚】焼き鳥を焼きながら失礼。

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 キッチンドリンカーではないが、焼き鳥を焼きながら「のどごし生」を呑んでいるところ。焼き鳥が焼けるまで、結構時間がかかるからね。待ちきれないわけです。
 台所は暖房がないからめっぽう寒い。寒いけど冷えた「のどごし生」を呑む。これ、日課。寒くたって暑くたって、呑まなきゃ一日が終わらない。
 焼き鳥を焼いている間は、一瞬たりともその場を離れるわけにはいかない。特にねぎまの場合は、目を離した瞬間にねぎだけ焦げている、なんてことがあるから油断ならない。
 で、焼き鳥が焼き上がる頃、呑みものは「のどごし生」から焼酎お湯割りに変わる次第と相成る。


【書】「召還」しょうかん(No.579)

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 「呼びもどす。呼びかえす。」(『旺文社漢字典』第2版)
 「召」は、人と口とを組み合わせた形。人は上から降下する人の形。口は、神への祈りの文である祝詞(のりと)を入れる器の形。祝詞の器を供えて祈り、それに応えて人が降下する形が召で、この場合の人は神霊の意味であり、神霊を呼び寄せる、まねくの意味となる。→白川静『常用字解』
 「還」の音符は睘(かん)。睘は葬儀のとき、死者の衣裳の襟(えり)もとに死者の霊に力をそえる玉(○)をおいて、上に生命のあることを証明する目をかく形で、死者が生き還(かえ)ることを願う儀礼である。→同 


【タイムラプス】1月25日(月)6:30〜7:09の空。39秒。

https://www.facebook.com/1298610339/posts/10225279743322797/?d=n


【新型コロナ】1/25(月)10:00現在(Yahoo!より)
新規感染者数→3,991(前日比 −724)
重傷者数→1,007(前日比 −2)
累計死亡者数→5,119(前日比+56)