いずぃなり

伊豆でのシニアライフ

己が身の丈を誇れる寒桜(あ)

 今日の給食はポークカレーだった。

 いつもなら給食の時間に流れる放送で、放送委員が給食の由来を語り「みなさん、作ってくれた方に感謝をし、残さず食べましょう」と言うのだが、なぜ今日の給食がカレーなのかということについては触れなかった。もしかして聞き逃したかもしれない。

 で、先ほど、福島民報コラム「あぶくま抄」に目を通して、1月22日が「カレーの日」であることを知った。「1982(昭和57)年に全国栄養士協議会が、カレーを全国統一の献立として給食で食べてもらおうと呼びかけたのが始まりだ」そうだ。

 子どもはカレーが好きだ。私もカレーが大好きで、その昔、まだカレールーが世に出回らない頃に、小麦粉とカレー粉をバランスよく混ぜて作る母のカレーが好きだった。肉は「鯨肉」だった。当時は鯨肉がいちばん安かった。今では鯨肉がなかなか手に入らなくなったが、時折、あのときの鯨肉カレーを無性に食いたくなることがある。

 カレーに納豆をこねて食するようになったのはいつ頃からだろう。青森にいた頃はそんな食い方をした覚えはないから、たぶん東京で下宿生活を始めた頃だと思う。炊き上がったご飯にボンカレーを流し、さらにそこへ納豆を添えたのだったか。

 これが意外にイケる味で、それから病みつきになって、しばらくボンカレー+納豆の食生活が続いた。しかし、教室でその話をすると子どもたちからは「何それ」という反応が返ってくる。

 今はレトルトカレーの種類の豊富さには目を見張るものがある。私は災害時の非常用食料としてレトルトカレーを常備していて、それを「カメさんデー」(10%off)にまとめて買ってくることにしている。自分でカレーを作ると、同じ味のカレーを延々と食い続けることになるが、レトルトカレーだといろんな味を食べ比べる楽しみがある。

 私は辛いカレーを好むが、これまで味わったレトルトカレーの中でいちばん辛かったのは、断トツで「LEEビーフカレー辛さ×20倍」。これは辛さを通り越して、舌がヒリヒリ痛かった。世の中にはこんなに辛いカレーがあるのかと思うくらい辛かった。でも、その辛さがたまらないという人もいるんだろうなあ。私にはちょっと無理ですけど。

 

【今日の一枚】八分咲きの伊豆の国櫻。

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 咲き始めた伊豆の国櫻の写真をアップしたのは1/8。あのときは三分咲きだったが、今日、体育館の裏に回ってみたら八分咲きくらいになっていた。ほぼ満開に近いが、まだ開かない蕾も若干あるところから八分咲きとした。

 それにしてもこの櫻、花期が長い。それだけ花を愛でる日数も長いが、ソメイヨシノや河津桜に比べていまいち華やかさに欠けるところがある。一片の花びらが小ぶりなので枝が隠れず露出するのが欠点か。しかし、それとて、例えば一輪挿しに挿せば、見栄えがまた違ったものになるのかもしれない。

 

【書】「河鹿」かじか(No.576)

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 「かわしか(河鹿)の意。鳴き声が鹿に似るところから。カジカガエルの別名。」(『大辞泉』)

 「河」の音符は可(か)。可には呵(か)のように大きな声を出してしかるの意味と、〓(か)は木の枝であるから折れ曲がるの意味とがある。→白川静『常用字解』

 「鹿」は常用漢字表内に音読みは見当たらす、常用漢字表外に「ロク」の音が見える。そういうことで白川静『常用字解』には載っていない。が、この象形文字は、甲骨文で書いて面白い字の一つで、これを書きたくてあえて「河鹿」と二字組み合わせた。

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【タイムラプス】1月22日(金)6:00〜7:24の伊豆長岡の空。21秒。

https://www.facebook.com/1298610339/posts/10225242706076889/?d=n

 

【新型コロナ】1/22(金)10:00現在(Yahoo!より)

新規感染者数→5,652(前日比 +100)

重傷者数→1,014(前日比 ±0)

累計死亡者数→4,872(前日比+94)