いずぃなり

伊豆でのシニアライフ

白雲を佩いて気焔の凧揚がる(あ)

 職場からそのまま大場の病院に直行しての定期検診。

 病院に到着したのは午後診が始まってすぐの時間帯だったが、駐車場はすでに満杯で、駐車するスペースでないところにまで車が駐まっていた。

 中に入ると、待合室のベンチに座れない人が、玄関先に出された丸椅子に座って呼ばれるのを待っていた。

 それを横目に見ながら受付に診察券を出すと、ちょうど待合室のベンチの端に座っていた人が呼ばれた。ラッキー。私はまだ尻の温みのあるそのベンチに座る。

 うとうとしながら順番を待っていると、後から来た人が受付で、「この病院は密を避けるのにどういう工夫をしているか」と突っかかっている声が聞こえた。座る場所がないことを恨みに思って言っているというふうだった。そういう人には席を譲ってやらない。そんなことを言うんだったら、外の車で待っていりゃあいいじゃないかと思ってしまう。病院だって今は大変なんだから。命懸けで患者さんを診てくれているんだから。密にならない工夫をこちらでしてやりましょうよ。

 定期検診の結果は、血糖値以外は概ね良好で、特にHbA1c値が前回より0.2ポイント下がったのは正直嬉しい。主治医にも、「お正月を挟んだ割には低く抑えられていますね」とお褒めの言葉をいただいた。

 この調子だと、もう少し永らえることができるかな。

 

【今日の一枚】凧揚げ。

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 去年の暮れから美術の時間に和凧作りに取り掛かり、今日、ようやくグランドで凧揚げができた。

 和紙に絵を描き、竹ひごを編んで作った本格的な和凧で、美術担当の先生からキットをいただいて、私も楽しく取り組んだ。私は、ねぶたの武者の顔を和紙いっぱいに描いた。

 写真は、中央に大きく「愛」の字を書き、それをピンクのハートマークでくるんだ凧。これがいちばんよく揚がった。

 今日の風は強くもなく弱くもなく、凧を揚げるにはもってこいの風だった。

 

【書】「炎帝」えんてい(No.574)

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 「①〔人〕古代伝説上の帝王、神農氏。火徳をもって王となったことから。②太陽。③夏と南方とをつかさどる神。五行(ごぎょう)では、夏と南は火に当てる。」(『旺文社漢字典』第2版)

 「炎」は、火を二つ重ねた形で、燃えさかる焔(ほのお)をあらわし、「ほのお」の意味となる。→白川静『常用字解』

 「帝」は、祭卓(神を祭るときに使う机)の形。神に供える酒食を載せる台である。一般の祭卓の形は示であるが、天帝を祭る大きな祭卓は交叉(こうさ)させた脚を締めて安定させる。→同

 

【タイムラプス】1月20日(水)6:06〜7:20の伊豆長岡の空。26秒。

https://www.facebook.com/1298610339/posts/10225225846415408/?d=n

 

【新型コロナ】1/20(水)10:00現在(Yahoo!より)

新規感染者数→5,320(前日比 +393)

重傷者数→1,001(前日比 +28)

累計死亡者数→4,686(前日比+104)

Yahoo!が発表する国内の発生状況から「現在感染者数」の項が消えた。「医療体制はすでに崩壊している」という日本医師会会長の発言と何らかの関連があるか。