焼酎サーバーのいいちこが残り少なくなったので、仕事から家に戻って、いちばん近い酒屋へカブを走らせた。スマホで調べてPayPayが使えると知ったから。
ところが、そこの酒屋の店員に訊いたら、「申し訳ありません。使えません」と言う。なんだ、使えないじゃないか、スマホの嘘つき。
で、あやめ湯に繁く通っていた頃、帰りによく寄ったスーパーへ回った。いいちこ1本1,298円は界隈で最も安い。それと、長芋、玉ねぎ、ちりめんじゃこを購入。
買い物を済ませ、いつもの駅前交差点を右折したら、カブ後輪に違和感を覚えた。パンクの気配である。すぐにカブを路肩に止めて後輪を見たら、案の定タイヤは見事にぺしゃんこ。
こんなに完璧なぺしゃんこは初めてだ。幸い、パンクだと判ったのがカブを買ったバイク屋の近くで助かった。チューブの空気を抜いたのは釘かガラスの破片か。ともかくこれ以上チューブを傷つけまいとカブを引きずって歩道を歩いた。
バイク屋には柄本明似のおじちゃんがいた。これこれと理由を言ったら、すぐにパンク修理にかかった。その間に、私は駅前の銀行口座から金をおろしてくる。
10分ほどしてバイク屋に戻ったら、おじちゃんはタライの水でチューブに空いた穴を塞いでいるところだった。
チューブの穴は一箇所だけではなかった。これでよしと思って空気を入れたチューブをタライの水に沈めたら、まだ空気がぼこぼこ抜けている箇所があった。パンクの元になった凶器はチューブの裏側まで達していたとみえる。
結局、三箇所に穴が空いていた。寒風吹きさらしの中、冷たい水に手を突っ込んでパンク修理をしてくれたおじちゃんに、惜しみない感謝を送ったことだった。ありがとう、おじちゃん。
【今日の一枚】長芋を千切りする道具。
これ、なんて言うんだろう。名前を知らない。どこで買ったかも覚えていない。
たぶん、まだ父母生前に帰青した折、カミさんがどうしても欲しいというので、青森の金物屋で買ったと思うが、記憶が定かでない。青森では、長芋を千切りするときだけ登場する台所道具だった。長芋を日常的に食する青森では当たり前のように金物屋で売られていたが、雪の降らないこっちではどこにも売っていない。
名前を知りたくてネットに当たったが、ネットは名前で検索するから、肝心の名前を知らないと検索できない。それで、「長芋」「おろし」「木製」で検索したら、「切干突」というのがヒットした。これは切り干し大根を作るときに使う道具のようだ。それ以外は、全ておろし金かすり鉢で擦っている画像ばかりだ。こっちでは長芋を千切りにして食う習慣がないらしい。
結局、名前は判らずじまいだった。知っていたら誰か教えてください。
【書】「雨声(聲)」うせい(No.572)
「雨の降る音。」(『旺文社漢字典』第2版)
「雨」は、天から雨のふる形。「あめ、あめふる」の意味に用いる。→白川静『常用字解』
「声(聲)」は、もとの字は聲に作り、〓(けい)と耳とを組み合わせた形。〓はつるした磬(けい=石の楽器)を殴(う)ち鳴らす形。耳に聞こえるその鳴る音を聲といい、「おと、ひびき」の意味となる。→同
〓↓
【タイムラプス】1月18日(月)6:13〜7:06の伊豆長岡の空。26秒。
https://www.facebook.com/1298610339/posts/10225211177848703/?d=n
【新型コロナ】1/17(日)10:00現在(Yahoo!より)
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新規感染者数→5,759(前日比 −1,253)
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