いずぃなり

伊豆でのシニアライフ

臘梅の下をでぶ猫どこへやら(あ)

 東海新報コラム「世迷言」を、毎日面白く読ませてもらっている。

 最初は社名に「東海」とあったので、てっきり東海地方のローカル新聞だと思っていたら違った。本社は岩手県大船渡市にある。

 先日行われた春高バレーでは地元・高田高校の活躍に熱い声援を送ったり(高田高校は1回戦で岐阜商業に0-2で敗れた)、中央政府に対する歯に衣着せぬ物言いが小気味よいので、私は密かなファンである。

 その「世迷言」に、6年前に阪神淡路大震災の被災地を訪れた際に聞いたこととして、次のような言葉が紹介されていた。

 「何の役に立つかはわからない。でも、いつか誰かの役に立つかもしれない」

 この言葉から、どうということのない日常の些事を一つひとつ書き留めておこうという私のブログスタイルに勇気をもらったような気がした。「継続は力なり」ですね。よし、これからもこのスタイルを貫いていこう。

 

【今日の一枚】ロウバイ(臘梅)。

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 クリーニング屋からワイシャツを取ってきた帰り、近所の庭に臘梅が咲いていた。新型コロナの猛威は収束する気配を見せないが、春は着実にそこまで来ている。

 臘梅といえば、この界隈では北條寺が有名。カブで走れば家から10分程度の寺の境内に、約250本ほどが植栽されてある。花は来週再来週あたりが見頃か。この寺には2022年のNHK大河ドラマに決まった「鎌倉殿の13人」の主人公・北条義時とその妻の墓が仲睦まじく並んでいる。

 

【書】「良能」りょうのう(No.570)

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 「①人が生まれつき持っている能力。学ばなくても自然に物事のできる能力。②りっぱな能力を持った人。」(『旺文社漢字典』第2版)

 「良」は、長い嚢(ふくろ)の上下に流し口をつけて、穀物などを入れ、その量をはかる器の形。穀物に風を送ってもみ殻(がら)を取り去り、実だけを残す道具とする。穀物の良否(よしあし)をより分けて、よいものを選び出す道具であるから、「よい、まこと」の意味となる。→白川静『常用字解』

 「能」は、水中にすむ昆虫の形。金文の字形はやどかりの形に似ている。金文では「多公、能(よ)く福したまへり」とあり、「よくする、たえる」の意味に用いる。→同

 

【絵日記】ゆとりがある(人)っていいよね。(No.154)

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 先日、JAでもらったチラシの写真を参照して描いた。

 かつての太平洋戦争において、国民の戦意昂揚のために掲げられた戦時標語の中に、「ゼイタクは敵だ」というのがあった。その「敵」の前に「素」を加えて「ゼイタクは素敵だ」とした、なんとも素敵なパロディがあったことに感じ入り、それを真似てパロディを作ってみた。作ってみたが、蓄えのない者のひがみにも聞こえて、なんとも悲しくなった。

 

【タイムラプス】1月16日(土)8:50〜10:54の伊豆長岡の空。37秒。

https://www.facebook.com/100001436582002/posts/3716139908443859/?d=n

 

【新型コロナ】1/16(土)10:00現在(Yahoo!より)

現在感染者数→70,300(前日比+1,385)

新規感染者数→7,133(前日比 +528)

死亡者数→4,419(前日比+78)