いずぃなり

伊豆でのシニアライフ

年の瀬や貼紙女手書文字(あ)

 呑兵衛ランナーが「鳥飼」という熊本県人吉市の焼酎を持って伊豆にやって来た。ここの蔵元も今年7月の熊本豪雨の被害に遭われたという。復興の一助になればとの思いを込めて二人で一献傾ける。

 熊本の焼酎といえば球磨焼酎がまず第一に思い浮かぶが、この「鳥飼」は癖がなくまろやかで口当たりがよく、とても呑みやすかった。

 例によって調子こいてグビグビ呑み、肝心の「けの汁」を振る舞ったかどうも覚えていない。いつ布団にくるまったのかも覚えていない。

 こんなヘベレケぶりだから、糖尿病なんて治るわけがない。病院で処方された薬は欠かさず飲んでいるけれど、それはこれ以上悪化するのを防ぐためのもので、根本から治す気など毛頭ないし、治るとも思っていない。

 まあ、死ぬまで治らない病気であれば、せいぜいストレスを抱えないように、つまりは、死ぬまで酒を呑み続けるということだ。これ、酒呑みの開き直り。

 

【今日の一枚】精肉店の貼り紙。

f:id:jijiro:20201227164305j:image

 横浜から呑兵衛ランナーが一泊で伊豆へ遊びに来るというので、ファミリー牛肉で焼肉でもすべえと、一二三荘の帰りにいつもの精肉店に立ち寄った。そうしたら、玄関にこんな貼り紙がしてあった。

 伊豆牛肉の売れ行きがいいらしい。店に入ると、果たしてファミリー牛肉のトレイが撤去され、代わりにコマ肉が山と盛られてあった。ファミリー肉に比べれば質が落ちるが仕方がない。今回は二人で食うだけのコマ肉で我慢した。ついでに砂肝も買う。

 焼肉はバーベキュー網を移動式囲炉裏に渡し、その上に溶岩プレートをのせて肉を焼く。溶岩プレートを熱するのは岩手切炭。岩手切炭を薪ストーブの中に四つほど突っ込み、真っ赤に熾(おこ)ったところで取り出して囲炉裏に並べる。あとは放っておけば炭火の熱が満遍なくプレートに行き渡り、肉が柔らかく焼ける。

 溶岩プレートを使った焼肉は我が定番のもてなしである。伊豆に住まいを得てからずっとそうしてきた。数年ほど大谷石を使っていたこともあったけれど、今年からまた溶岩プレートに戻った。

 今夏、もう少し広めのプレートがないかと思って石材店を覗いたとき、店の人に、焼肉に大谷石を使うのはもったいないから溶岩プレートにしたらいいと勧められ、価格が手頃だったこともあって、一辺30cmの正方形のプレートを2枚買った。本当は45cm×30cmの長方形のプレートが囲炉裏のサイズとピタリ一致するのだが、残念ながらそのサイズのプレートはなかった。で、30cm×30cmを2枚買ったのだが、2枚並べると囲炉裏の灰を敷いたところからはみ出てしまう。

 というわけで、1枚は予備に回し、結局は従来通り1枚のプレートだけで肉を焼くことにした。

 

【書】「成功」せいこう(No.552)

f:id:jijiro:20201227164245j:image

 「①事業をなしとげる。成果。②秋の収穫」

 「成」は、もとの字は〓に作り、戈(か)と丨(こん)とを組み合わせた形。丁は甲骨文字・金文では丨で、飾りの垂れている形である。〓は戈(ほこ)の制作が終わると、飾りをつけて祓(はら)い清めることを示し、「成就する(できあがる。完成する)、なる、なす」の意味となる。→白川静『常用字解』

 「功」の音符は工(こう)。工は工作の器具の形、力(りょく)は耒(すき)の形。力が意味を示す部分であるから、功は農功(農作業)のことをいう。工は百工(各種の工人)のように仕事の内容を特定しないもので、功はのち農功のことだけでなく、すべて作業や務めにおいて成果のあることをいい、「いさお(手柄)」の意味となる。→同

〓↓

f:id:jijiro:20201227164209j:image

 

【タイムラプス】12月26日(土)6:13〜7:22の伊豆長岡の空。34秒。

https://www.facebook.com/1298610339/posts/10225024658785843/?d=n

 

【新型コロナ】12/26(土)23:55現在(Yahoo!より)

現在感染者数→33,782(前日比+1,939)

新規感染者数→3,880(前日比+48)

死亡者数→3,233(前日比+47)