いずぃなり

伊豆でのシニアライフ

ロボットに検温さるる冬着かな(あ)

 大場の病院で定期検診。給食前に試食した「おしるこ」が血糖値に反映されていないか気になったが、意外と低い数値に収まっていた。血圧も正常。HbA1cも前回と比べて0.1ポイント減。が、体重だけがちと増えた。

 だんだん寒くなるにつれて体重も微増している。いかんな、ダイエットしなくちゃ。このまま正月に突入したら、正月太りどころじゃなくなる。

 病院の帰り、近くの「村の駅」に立ち寄った。特に買うものがなくても、最近はお決まりのように病院の帰りに寄る。そうして旬の野菜を見て回りながら、値段の高低を目で確かめる。

 と、棚に菊芋を見つけた。菊芋の存在を最初に知ったのは、坂を下った踏切脇にあったコンビニだった(今はない)。

 今から5年前のこと。湯屋帰りにふと立ち寄ったコンビニの地元野菜コーナーに置いてあった。形は生姜そっくりで、最初は生姜かと思った。が、脇に置かれたレシピに、菊芋はイヌリンという成分が主成分で、これが糖尿病に効くとあった。

 それからというもの、そこのコンビニで買っては塩漬けにしてよく食った。それを機に血糖値が下がったかどうかは判らないが、しゃりしゃりした歯応えも気に入って、毎年訪ねてくれるかつての同僚にも勧めたりした。

 そのコンビニで菊芋を買うのは私だけらしく、2月も終わる頃、そろそろ菊芋が出回る時期だと思って覗いてみましたと店長に言うと、店長はわざわざ親方(店長はそう呼んでいた)に電話を入れて取り寄せてくれたものだった。

 それがきっかけで懇意になった店長だったが、店長はいつからか体調を崩し、2年ほど前に店を畳んで出身地(信州)へ戻ったと風の便りで聞いた。以来、菊芋は「まごころ市場」と「村の駅」でしか見かけなくなった。スーパーでは取り扱っていない。

 菊芋が出回るのは春先だと思っていたら、今日立ち寄った「村の駅」にもう出ていた。これは正月料理の箸休めにいいやと2袋買う。菊芋の塩漬けには生姜も使うが、その生姜もちゃっかり隣に置いてあった。色といい形といい、菊芋に瓜二つ。これだったら、生姜と間違えて菊芋を買い求めるお客さんもいるのではないかと要らぬ心配をしてしまう。

 けの汁の具は揃えたし、菊芋もゲットできた。よし、これで正月を迎える準備は整った。?万円するお節料理なんて要らない。我が家の正月は、けの汁と菊芋があれば、それで十分である。

 

【今日の一枚】検温器

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 病院の玄関に検温器があった。手で触れることなく、おでこをカメラに近づけるだけで一瞬にして検温できる。待合室に入る自動ドアも開けっぱなしだけど、玄関ドアが閉まっているから効果のほどは判らない。が、新型コロナ感染拡大でピリピリしている空気は伝わってきた。

 

【書】「災禍」さいか(N0.549)

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 「わざわい。災難。災厄。」(『旺文社漢字典』第2版)

 「災」は、巛(さい)と火とを組み合わせた形。巛はもと〓1(さい)に作り、水流(巛)がふさがれてあふれ流れることをいう。巛は水災、洪水の災難(わざわい)をいい、それに火を加えて火災をいう。のち災は水災・火災だけでなく、すべての「わざわい」をいう。→白川静『常用字解』

 「禍」の音符は咼(か)。咼は、〓2(か=人の上半身の残骨)に口(神への祈りの文である祝詞を入れる器の形)をそえて、禍(わざわい)を祓(はら)うことを祈るの意味となる。→同

〓1↓

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〓2↓

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タイムラプス】12月23日(水)5:57〜7:06の伊豆長岡の空。34秒。

https://www.facebook.com/1298610339/posts/10224992118532357/?d=n

 

【新型コロナ】12/22(火)10:00現在(Yahoo!より)

現在感染者数→29,175(前日比+240)

新規感染者数→2,688(前日比+881)

死亡者数→3,012(前日比+48)