いずぃなり

伊豆でのシニアライフ

鹿狩や山には山の掟あり(あ)

 100円ショップでクリスマスプレゼント用の品物を見繕う。その足で近くのスーパーに寄り、いいちこを4本買う。これで暮れ正月の晩酌に不自由しない。のだが、いいちこをカブのボックスに仕舞うとき、1本がつるりと滑ってプレゼントの箱の上に落ちてしまった。箱を見たら、見事に穴が空いている。クソ〜明日もう一度買い直しだ。

 

【今日の一枚】「狩猟免許試験」の案内。

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 静岡県教育委員会が発行する広報紙に「Eジャーナルしずおか」というのがある。その今月号(12月号)に「狩猟免許試験」の案内が載っていた。

 世に「鳥獣保護法」というのがあって、農作物に被害をもたらす鳥や獣であっても無闇に捕まえることができない。捕まえていいのは、この狩猟免許を持った人に限る。いくら猪が収穫間際のサツマイモを食い荒したり、カラスが生ゴミを食い散らかしたりしても、狩猟免許がなければ泣き寝入りするしかない。庭の椿の蜜を吸いに来るメジロなんかも勝手に飼っちゃいけない。下手したら罰金100万円取られちゃう。

 案内記事を見ると、「大自然の中での野生鳥獣との駆け引きや、ジビエ料理を楽しんでみませんか?」と書いてある。ジビエとは、野生鳥獣の食肉を意味するフランス語だそうで、ヨーロッパでは貴族の伝統料理として古くから発展してきた食文化らしい。

 私は、狩猟免許試験を受けてみようかと思っているが、特段、野生鳥獣との駆け引きを楽しむつもりも、ジビエ料理を食ってみたいという気持ちもない。農家の方が作物を食い荒らす鳥獣に手を焼いているので、それの手助けをしたいだけだ。

 予備知識は何もない。ゼロからのスタートで不安だらけだが、試験勉強用の参考書はいくらかありそうなので、そのうちのどれかを手に取ってみようと思う。アマゾンを見たら電子書籍も用意されていたから、そこから取っかかってみるか。

 いやあ、まさかの展開ですね。この歳になってマタギの真似をしようとは思わなかった。それもこれも多少の小遣いを稼ぎたいという思いがあるからで、そうでなかったら、わざわざこんなことはしません。

 今頃は悠々自適の余生を送っているはずだったんだけどなあ。とほほ。まさに、蓄えのない貧乏性はこういう末路を辿るという典型です。

 

【書】「役作」えきさく(No.545)

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 「政府から人民に課せられる労役」(『旺文社漢字典』第2版)

 「役」は、彳(てき)と殳(しゅ)とを組み合わせた形。彳は行(十字路の形)の左半分で、行くの意味がある。殳は〓(しゅ=槍に似たほこ)のもとの字で、矛(ほこ)の類の武器をいう。武器をとって遠く辺境に出かけて守備につくことを役といい、「いくさ、兵役(軍務に服すること)」の意味となる。→白川静『常用字解』

 「作」の音符は乍(さく)。乍は木の枝を曲げて家の垣などを作ることをいう。甲骨文や金文では、城壁や青銅器を作ることを乍といい、乍が作のもとの字である。のち作為(つくること)の字として作の字がつくられた。→同

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【ディジタル画】ヤマメ(No.97)

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 前回の「イワナ」に続いて、今回も矢口高雄著『ボクの学校は山と川』より模写。

 私の中では、イワナとヤマメは共に渓流の王様のような存在だけど、これまでその区別がつかなかった。それが、描いてみてはっきり判った。模様が全然違う。

 イワナは背側に白い斑点があり側面に「パーマーク」と呼ばれる模様がある。ヤマメは側面の「パーマーク」がより一層濃い。

 イワナにしろヤマメにしろ、まず街の魚屋さんには出回らない。釣った人だけがお目にかかれる高級魚だ。いかんいかん、この2匹の絵を描いていたら、渓流釣りをやってみたくなったぞ。

 

【タイムラプス】12月19日(土)5:56〜7:42の伊豆長岡の空。20秒。

https://www.facebook.com/1298610339/posts/10224957078416376/?d=n

 

【新型コロナ】12/19(土)10:00現在(Yahoo!より)

現在感染者数→28,070(前日比+370)

新規感染者数→2,835(前日比−377)

死亡者数→2,840(前日比+48)