いずぃなり

伊豆でのシニアライフ

砂利敷かれ敷かれてもなほ野水仙(あ)

 福島民友新聞コラム「編集日記」で、米Google社が人工知能を使い、新型コロナウイルスの感染予測情報の提供を始めたことを知った。早速、パソコンで確認しようと思って、「Google Cloud Platform の無料トライアル」のページに進んだら、クレジットカードの番号を入力しろだの、CVCコードを入力しろだの言ってきたので、何で無料トライアルなのにクレジット番号が必要なんだと思って、その先へ進むのをやめた。感染予測情報を知り得たところで、それが感染予防に役立つとは思えない。

 今や、新型コロナウイルス感染拡大は全国規模に及んでいる。そして今日、対策を担う大臣から「感染がどうなるかっていうのは、本当に神のみぞ知る」発言が出た。要するに、人知では予測ができない、誰が感染してもおかしくない状態、ということだな。

 そんな中で、我々はどのようにして感染リスクを下げればいいのだろう。国の新型コロナ感染症対策分科会が、感染リスクが高まる「五つの場面」をまとめている。<https://news.yahoo.co.jp/articles/557727b1e2306a1c9c55ccc37c934e08dc242439

①飲食を伴う懇親会等

②大人数や長時間に及ぶ飲食

③マスクなしでの会話

④狭い空間での共同生活

⑤居場所の切り替わり

 この「五つの場面」で感染リスクが高まるという。この中で⑤の「居場所の切り替わり」がちょっと判りにくいが、これは、「例えば、仕事を事務の所でやっているときには間隔もあり、マスクをしている。ところが休憩時間に入ると、居場所が切り替わると気の緩みから感染リスクが高まる。休憩室、喫煙所も狭い。スポーツジムでも、運動している間は良いが、ふと更衣室などでは居場所の切り替わりで感染リスクが高まる」ということらしい。

 ④の「狭い空間での共同生活」は、住環境がそういう状況ならば、どうにも避けられないでしょう。せめて、マスクをすることで幾らかは感染リスクを下げることができるだろうか。

 マスクの効果を期待して、これ以上感染が広がらないよう、私もできるところからやっていきたいと思う。少なくとも当面マスクは手放せないかな。

 

【今日の一枚】スイセン(水仙)。

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 ブランコと物置小屋との間に水仙が芽を出している。昨年、孫の下駄にしこたま踏まれた水仙である。踏まれても踏まれてもこうして芽を出す水仙は、実にたくましい。砂利を敷いたって意に介さない。花が咲くのはもう少し先になるが、今年もまた孫に踏みつけられるんだろうな。まあ、水仙は庭のいたるところに芽を出しているから別に痛くもないが。

 

【書】「足下」そっか(No.517)

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 「①足もと。脚下。②あなた。対等の人に対する敬称。古くは君主・諸侯に対しても用いた。③手紙のあて名のわきに書いて敬意を表す語。」(『旺文社漢字典』第2版)

 「足」は、膝の関節から下の足の形。上部の口は関節の部分、下部の止は足あとの形で、足先を示す。足は足の形全体を写すのではなく、膝と足先とを組み合わせて「あし」を示している。→白川静『常用字解』

 「下」は、掌(てのひら)を伏せ、その下に指示の点をつけて掌の下を示し、「した」の意味を示す。のち指示の点は縦の線となって丅の形となり、さらにその傍らに点を加えて下の形となった。すべてのものの「した、したのほう」、下に「さがる、さげる、おろす、おりる」、時間の関係では「のち、すえ」などの意味に用いる。→同

 

【タイムラプス】11月19日(木)5:30〜7:13の伊豆長岡の空。25秒。

https://twitter.com/aisakajiro/status/1329549214238404608?s=21