いずぃなり

伊豆でのシニアライフ

形相は鬼か仏か柿紅葉(あ)

 先週10/16(金)に封切られたアニメ映画「鬼滅の刃」が話題だ。10/16(金)〜18(日)の3日間の興行収入が46億円を突破したという。<https://news.yahoo.co.jp/articles/b3dc94a094cb6549481aa99cf538e1ad13bd9d65

 原作は、漫画家・吾峠呼世晴(ごとうげ・こよはる)。「週刊少年ジャンプで2016年2月から連載され、今年5月に連載を終えていた。

 孫娘も「鬼滅の刃」に熱を入れ、伊豆にくるたびに、炭治郎(たんじろう)だ、禰豆子(ねずこ)だ、胡蝶(こちょう)しのぶだと騒ぎながら、キャラクターを模写している。

 クラスの子にも熱烈なファンがいて、夏休み前からずっと映画封切りの日を口にしていた。その子はまだ映画館に見にいっていないとのことだが、早晩、連れて行ってもらえよう。

 吾峠呼世晴は、その名からしててっきり男の人だと思っていたら女の人だった。いくつくらいの人だろうとネットで確認したら、1989/5/5生まれの31歳とのこと<https://ja.wikipedia.org/wiki/吾峠呼世晴>。げっ、まだそんなに若いんだ。

 今どきの漫画家の生活はどんなだか知らないけれど、毎日部屋に籠もって、描いて描いて描きまくる生活なんだろうな。趣味として絵を描く私にはとても想像がつかない。きっと地獄だろうな。

 描いていて、もっと楽になりたいと思うことってないのだろうか。でも、それ一本で飯を食う身であれば、そうも言っていられないのでしょう。どうか、お体を大事にこれからもご活躍ください、としか言えない。

 翻って私はどうか。別に飯の種に絵を描いているわけではないから、その点は気楽だ。今は、描画のディジタル化はだいぶ普及していて、私もその恩恵を受ける一人である。ただ、才能がないから、それで多少の小遣い稼ぎができたらと思わないこともないが、できない。描いて描いて描きまくれば腕も磨かれようが、そこまでしゃかりきになって描く気はない。結局、趣味で終わる。でも、それでいい。♪人生なんて、そんなものさ〜(猫)。

 

【今日の一枚】柿紅葉。

f:id:jijiro:20201020164926j:image

 手元の俳句歳時記(ディジタル版)に、「晩秋の柿の葉は朱・紅・黄の入り混じった美しい色の紅葉となる」とある。

 写真の柿紅葉は、昨日撮った。黄がなく緑が残っている。光沢があってなかなか映える。

 実は葉に隠れて見えにくいが、今年はまあまあの数が生った。熟した柿は鳥に狙われたかで、果肉がでろんと垂れ下がっているのもある。早く収穫しないと、鳥に全部やられそうだが、過去のブログで確認したら、軒下に干し柿をつるしたのは2015/11/17になっている。まだ一月先だ。

 確か、実を収穫したのは、葉が全部落ちた後だったような気がする。でも、まだ葉が残っているうちに鳥に突っつかれそうな気がして、今のうちに穫ってしまおうか、いや、もう少し待とうかと迷っている。

 

【書】「臣服」しんぷく(No.487)

f:id:jijiro:20201020164904j:image

 「家来として従い仕える。」(『旺文社漢字典』第2版)

 「臣」は、上方を見ている目の形。大きな瞳を示している。殷王朝では王子の小臣といい、神事につかえるべき者とされた。→白川静『常用字解』

 「服」の音符は𠬝(ふく)。𠬝は跪(ひざまず)いている人(卩=せつ)を後ろから手(又=ゆう)で押さえつけている形で、屈服させることを示す。舟(月)は盤のもとの字で、盤は儀礼のときに使う器であるから、盤の前で何らかの儀礼を行うことを服という。おそらく降服の儀礼にしたがうことをいうものであろう。→同

 

【タイムラプス】10月19日(月)5:13〜7:04の伊豆長岡の空。27秒。

https://twitter.com/aisakajiro/status/1318459012887662592?s=21