いずぃなり

伊豆でのシニアライフ

蝉時雨出湯の宿は夕早し(あ)

 今日の三島の最高気温は36.2℃。奇しくも今朝測った私の体温と同じ数値だ。

 今月8日に夏休みに入ってから、ずっと検温している。検温は学校が再開した6/1から続いており、生徒は毎朝、昇降口前に設けられた各学年のブースでチェックを受け、職員は検温表を管理職に提出してハンコをもらう。月曜は、土日月の3日分を記載する。土日は家で測る。

 そうした流れで夏休み中も、家で毎日体温を記入することになっている。子どもの頃、夏休みの絵日記を書き通したことなど一度もない私が、毎日せっせと体温を記録しているのだから噴飯である。

 人間、立場が変われば変わるものだ。このご時世、万一、子どもに新型コロナを感染させでもしたら、間違いなく全国版ニュース扱いですからね。それを思ったら毎日検温するくらい屁でもない。

 私が使っている体温計はオムロン社製で、検温に10分もかかる。ピピピと鳴るまでがやたら長い。それでなくても忙しい朝の時間に、悠長に10分も体温を測っていられない。

 だから私は、起きてすぐ、メルマガをチェックしながら検温することにしている。それだと10分はそんなに長くも感じない。いや、やっぱ長いか。

 病院に行くと、看護師に「お熱を測りましょうね」と検診の前にピストルみたいなやつを額に突きつけられる。それで瞬時に体温が判るのらしい。そんなんで正確なデータが出るのかいなと半信半疑だが、病院側は正しいデータに決まっていると信じて疑わないふうである。が、示されたデータは、私が家で測った数値より1℃も高かったりして、どっちが正しい体温なのか判らなくなる。

 病院が言うんだから間違いない気もするが、10分もかけてじっくり測ったのだからそっちが正しい数値のようにも思える(煮込み料理じゃないんだから、時間が長けりゃいいってものでもないだろ)。でも、どっちみちどちらも37.5℃を超えていないから結果オーライなのだが。

 ひと頃、「37.5℃以上が4日続いたら受診の目安」と言っていた37.5℃だが、いつの間にかそんなことを言わなくなった。そして厚労省は、「高熱など強い症状があればすぐに相談してほしい」と見直して、国民には受診の目安が益ます曖昧になった。

 これから秋風が吹き、さらに北風が強まるにつれて、インフルエンザの流行が懸念される。新型コロナとこれまでのインフルエンザとの違いがよく判らないまま、高熱などの強い症状があった場合、一体どっちなんだと誰に相談すればいいのだろう。

 

【今日の一枚】脱衣室に張ってあったチラシ。

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 おっ、たまにはこんなのもいいな、と思って流し読みしたら、最後に「女性限定!」とあった。残念。カミさんに勧めてみようか。でもきっと、「あたしゃ行かないよ」と言うだろうな。

 

【書】「乱舞」(No.432)

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 「乱舞」というわりには躍動感がないね。もっと、はちゃめちゃな雰囲気を出したかったが、妙に落ち着いてしまいました。

 

【ディジタル画】タータンチェックの少年(No.77)

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 衣服に模様が入っていると、それを描くだけで全体の半分以上時間がかかる。それが民族衣装となったら、もう大変。でも、大変だけど勉強になります。

 衣服の模様を全部描き直して、約2時間半。

 

【温泉】一二三荘。

 

【タイムラプス】8月22日(土)5:34〜7:27の伊豆長岡の空。28秒。

https://twitter.com/aisakajiro/status/1297359530733445120?s=21