いずぃなり

伊豆でのシニアライフ

炎天は手作りの朝サンドから(あ)

【今日の一枚】と言わず、伊豆で孫と夏休みを楽しむ数枚を紹介。

▼葡萄を写生する孫娘。

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 庭には大抵下駄で出る。孫娘が履いている下駄は、歯が一つ欠けている。三度ほどボンドでくっつけてみたが、うまくくっつかないからそのままにしてある。それを孫娘は、天狗の申し子のようにうまくバランスをとって履くのだ。

▼朝食のカレーサンド。

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 昨日作ったトマトカレーの余りを冷凍庫に保存し、そいつを凍ったままホットサンドに挟んだ。外はカリカリ、中は程よく解凍されたカレーが旨いと好評。うん、真夏の朝食としてはいいかもしれない。

 これを2階デッキで富士山を眺めながら食うと一層旨いが、朝から30℃を超す猛暑ではそれも無理。

▼へクソカズラ(屁糞葛)の花。

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 ただいま休業中のホテルが道路の向かいにあって、その道沿いにカイヅカイブキ(貝塚伊吹)の生垣が50mほど並ぶが、手入れがされないから、ゴッホの油絵「糸杉」のように野生化している。

 そこへ絡まっているのがへクソカズラ。あまりに残念な名前の付けられ方だが、花そのものは可愛らしい。花を撮影していたら、孫娘が例の下駄を突っかけて出てきたので、「これはね、へクソカズラという花だよ。へクソカズラとは身も蓋もない名前だけど、花は赤い部分を白が包んでいるようで可愛らしいよね。へクソカズラ、覚えた? 屁と糞の蔓だよ。秋になると、ビーズのような丸い実がたくさん生るよ」

▼ヤブガラシ。

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 別名「ビンボウカズラ(貧乏蔓)」。藪を枯らすほどの繁殖力を持つといわれる。早いとこ手を打たないと、向かいのホテルも、いよいよもって幽霊屋敷になっちまうぞ。

▼センニンソウ(仙人草)

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 休業中のホテルの玄関に回ってみると、門柱に鎖が繋がれ、その鎖にセンニンソウが絡まっていた。有毒植物のため、馬が食わないことから「ウマクワズ(馬食わず)」の別名を持つ。

 似た花に「ボタンヅル(牡丹蔓)」があるが、葉の形がまるで違うのですぐに見分けがつく。うちの浴室の外の椿の上に白髪頭のように乗っかってるのは、ボタンヅル。来春、ピンクの椿の花に咲いてもらうためにも今のうちに取り払っておかなければ。

▼ハイビャクシンの切り株に描かれた絵。

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 孫娘に、むしった草をいれるゴミ袋に名前を書いてもらったら、孫娘はそのマジックで、先日剪ったハイビャクシンの切り株に絵を描きやがった。いいよ、いいよ、どんどん描きな。ここは君たちのアートギャラリーだから。

 

【書】「見学」(No.426)

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 金文では「學」と、学舎を示すパーツの下に「子」を書くが、甲骨文には「子」が見えない。

 

【タイムラプス】8月14日(金)4:39〜6:42の伊豆長岡の空。20秒。

https://twitter.com/aisakajiro/status/1294405450645921792?s=21

 撮影途中でまたしても邪魔をされた。今度はそこに孫の顔が映っていたので、その部分を「iMovie」でカット編集した。「iMovie」ならCM部分だけをカットできると思っていたが、前後を残して間をカットできなかった。それで、今回は30秒の動画の後半をばさりカットした。そうしたら10秒も短くなった。後半にいい富士山が現れたのに、残念。

 かつてはよくビデオ編集をしたものだが、そういう仕事を頼まれることもなくなり、今ではそのやり方もすっかり忘れてしまった。