いずぃなり

伊豆でのシニアライフ

歌声の校舎を渡り夏燕(あ)

 いつもならこの時期は、夏休みをこれでもかと満喫している時期である。それが、今年はコロナ禍の影響で臨時休校になった分を取り戻すためといって、まだ授業が行われている。子どもたちは、梅雨が明けきらない蒸し暑さの中でマスクをしながら頑張っている。

 ここ数日、新型コロナ感染が全国的に急増していることは子どもたちも知っている。そして、知っているからといってどうにもならないことも知っている。

 今日の6校時、3年の総合学習で修学旅行の係別話し合いが行われた。修学旅行は、当初5月に実施される予定だったが、2月の段階で9月への延期が決まっていた。その修学旅行が、ここへきて中止になる可能性が浮上してきている。

 中止になる可能性を抱えながらの話し合いは、どうしても盛り上がりに欠ける。だけど、そんな中でも、一縷の望みを捨てないで真剣に話し合う姿に、ああ、どうかあの子たちの望みが叶いますようにと願わずにはいられなかった。

 さて、今週も今日で終わり。そして今月も。ふ〜、相変わらず充実した一週間、充実した一ヶ月だった。

 来週は面談週間で授業は午前中で終わる。担任は猛烈に忙しい日々を送るが、支援員は午後は用無しとなる。その半日のうちのどこかで、過日の新幹線切符払い戻し手続きを兼ねて、水位が満水に達したという三島・楽寿園の小浜池を見に行こうと思っている。

 最後に楽寿園に行ったのは、第2回「いずぃなり会」の時だから、今から6年前になるか。あの時の池は渇水だった。皆で入った資料館で満々と水をたたえた池の写真を見、その風景を想像するしかなかった池が、今は満水状態という。満水の小浜池ってどんなだろう。うふふ、今から見るのが楽しみ楽しみ。

 

【今日の一枚】燕の巣。

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(あれっ、右に回転しちゃった)

 技術室外の天井に作られた燕の巣。梅雨入りの頃は巣の入り口がもっと広く、つがいの親燕がひっきりなしに出たり入ったりしていた。それが、今日見たら、やっと一羽が出入りできる程度に狭まっている。あっ、一羽がその巣穴から飛び立って行った。

 燕は通常4月から7月にかけて二度産卵するという。さすれば巣穴から勢いよく飛び出したのは親燕で、巣の中には雛鳥が何羽か黄色い嘴を並べて、親の運んでくる餌を待っているのか。

 

【書】川魚(No.416)

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 滲みを出したくて、それに近いブラシを探したが、ブラシの種類の豊富なProcreateではあるが、これといったブラシは見つからなかった。滲みの表現は、今のところ「Zen Brush 2」に軍配が挙がりそうだ。

 それでも、これならなんとかなりそうだと選んだのが「バンダニ」というブラシ。でも、書いててやっぱりしっくりこない。

 オリジナルのブラシを作れる機能があるといいんだけどなあ。

 

【温泉】一二三荘。

 湯から上がったら、女将さんが厨房から出てきて、「今(中に)何人います?」と訊く。「え〜と、(頭数を空で数えながら)5人ですかね」と私。すると、女将さんは複雑な表情をして何も言わなかったが、明らかに密状態を懸念しているふうだった。

 このところ、静岡県でも熱海をはじめとして新型コロナ感染者が増えている。そのことで、女将さんもピリピリしているのだろう。心中お察し申し上げます。

 

【タイムラプス】7月31日(金)5:16〜7:08の伊豆長岡の空。28秒。

https://twitter.com/aisakajiro/status/1289401664546304000?s=21