いずぃなり

伊豆でのシニアライフ

学び舎の芝くつきりと大暑かな(あ)

 三島・大場病院の定期検診。

 今日は、明日から始まる4連休の影響だろう、普段よりかなり混んでいた。病院の駐車場は20台分の駐車スペースが用意されているが、今日はそれ以外の場所にも5台ほど駐められていた。

 待合室は1台のベンチに3人腰掛けるという密状態だった。ベンチに座らず立っている人もいた。さすがに全員マスクをしているが、後から来たお年寄りの患者さんが受付で「風邪ではなさそうなんだけど、体の調子が悪いから先生に診てもらいに来た」と話している声が耳に入ったりすると、「それって、コロナじゃないでしょうね」と身構える自分に気づく。

 完璧に疑心暗鬼にかかっている。今や、マスメディアの受け売りかどうか知らないけれど、全国民がもっともらしくコロナを語る。なんだか、見たことのないバケモノに闇雲に剣を振り回しているように見えなくもない。ちょっと、騒ぎすりじゃないの? とでも言おうものなら、キッと白い目で見られる空気が蔓延しているようで、それがどうにも窮屈で仕方がない。

 検診の結果、HbA1C値が前回より、なんと0.5ポイントも下がった。特に何の努力もしておらず、ただ決められた量の薬を服用しているだけだから、今後とも、薬を欠かさず飲んでいれば、酒の量を減らさなくてもいい、食事も好きなものを普通に摂っていいってことだな。

 

【今日の一枚】スクエアの芝生。

f:id:jijiro:20200723103826j:image

 学校にスクエアと呼ばれる場所がある。新校舎が建つ前はここに50mプールがあったという。

 昼休みなど、ここの芝生に寝転んだら、さぞかし気持ちいいだろうと思うが、残念ながら芝生は立ち入り禁止になっている。

 そのスクエアで、今日の昼、「激励会」が行われた。昨日のブログで触れたサプライズとは、このことだった。

 1、2年の応援団が、写真右側(見えない)の体育館下に待機し、ホームルーム教室2階廊下に2年生が、3階廊下に1年生が勢ぞろいする。そこへ、「3年生は今からスクエアに集合してください」と校内放送があり、なんだなんだと1階ホームルーム教室からざわざわ出てきたところへ、「どん」と太鼓が鳴った。

 すると応援団長(今年は女子)の団員集合の一声に、「おう」と呼応した団員がスクエアに走り出て応援の隊形を作る。本来なら立ち入り禁止の芝生に堂々と入り込む様子に、3年生からいささかのどよめきがあったが、それも束の間、応援団長の、「ただ今より、3年生の先輩方にエールを送る」との声に合わせて、「フレー、フレー」の伝統のエールが始まる。と、先ほどのどよめきもかき消え、「サーー」の促しに2、3階の窓という窓から、一斉に「サーー」の声がスクエア全体を包み込む。そして、「フレフレ3年」の手拍子。

 三方を校舎に囲まれたスクエアならではの声や手拍子の反響にボルテージも一気に上がり、迫力満点の激励会になった。中には、感極まって目を潤ませている3年もいた。

 コロナ禍の影響で中体連が中止となり、これまで取り組んできた練習の成果を発揮する機会を失った3年生の失意はいかばかりか。明日からの4連休では、中止となった中体連に代わって「フレンドリーマッチ」が行われるが、中体連の重みには遥かに及ばない。それでも、失意の3年生を励まそうと1、2年生が秘密裏に企画を練っていた。そのサプライズがこれだった。

 その1、2年の思いが3年生にも十分に伝わったのだろう、何かが心を揺さぶり涙腺を刺激した。クラスの唯一の3年生の隣で、私もうるっときていた。先生方は、デジカメでその光景を撮っていたが、私は撮らなかった。それでみんながいなくなったところで、「祭りのあと」を写真に収めた。

 

【ディジタル画】歓喜の髭男(No.59)

f:id:jijiro:20200723103804j:image

 シャドーの付け方もだんだんコツをつかめるようになった。

 背景は、「輝度」の「微光」ブラシを使った。重ね塗りしたら飛び散る量が増えると思ったら違った。逆に薄くなった。それで、いつも使う「ぼかし」は使わなかった。

 

【温泉】一二三荘。

 

【タイムラプス】7月22日(水)4:52〜7:04の韮山方面の雨空。

のつもりが、どうもタイムラプス撮影ではなく、普通のビデオ撮影をしたようで、圧縮しても1GB近くの容量になってしまった。そのままではとてもアップできないので、今回は無し。