いずぃなり

伊豆でのシニアライフ

青胡瓜かぽりと口に香気立つ(あ)

 今日の音楽の授業は、2年の女の子と一緒。その子のクラス合唱曲は「君とみた海」。去年もこの曲を歌ったクラスがあった。

 クラス全員にフェイスシールドが配られ、まずはそれを組み立てる。その後テノールを青音に待機させ、ソプラノ・アルトのパートが赤音で合唱練習。フェイスシールドをしたままでの発声は初めてのことで、子どもたちも戸惑っているふうだった。

 「去年はソプラノだったけど、一年経って声が変わりソプラノで歌う自信がない」と言っていたその子は、結局ソプラノのパートに並んだ。私もその隣に並ぶ。てえことは、私もソプラノを歌うわけだ。そんなの無理と思いながら声を出したら、おっ、意外に歌える。

 が、今日はそこまで到達できなかった「海よ 海よ 海よ」のフォルティッシモの部分で、果たして声が出るかどうか。というか、男声がソプラノのパートを歌っちゃいけないよね。歌っている途中でそう気づいた。周りが歌いにくかろう。

 本当はテノールで練習参加したいところだが、親クラスの授業に出向く子は女の子なので、それはかなわない。その子はこれからずっとソプラノのパートだろうから、私も皆の邪魔にならない程度に、歌える音域だけ声を出すとしよう。

 合唱コンクールがどういう形態で行われるのかはまだ決まっていない。一応今のところは「やる」という前提で事は進んでいる。だからフェイスシールドを全校生徒分用意した。しかし、このフェイスシールドをしたままではなんとも歌いづらい。サイズもフリーサイズだし、顔の大小に合わせて調節もできない。

 それで今日の道徳の時間を利用して、どうしたらいいかを子どもたちに訊いてみた。ある子は、全体で集まることをしないで、合唱している様子をビデオに撮って各教室の電子黒板で鑑賞し、審査員が審査判定をして金賞を決めるようにしたらどうだろう、という意見が出た。なるほど。

 それにしても厄介なコロナ・ウィズである。子どもたちもいろんなところからコロナ情報を得て、「そもそもコロナがいけない。コロナ憎し」の感情を持っている。そんな中でも、なんとかして学校行事をやりたい思い出を作りたいという思いはあるようで、どんなふうにしたらできるかを生徒会本部中心に模索している。そういう「決してあきらめない」気持ちを持つ子たちに、私は惜しみないエールを送る者である。

 

【今日の一枚】今日の晩酌のつまみ。

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 学級の子から胡瓜をいただいた。どうやって食おうかと考えて、最初、「ぶったた胡瓜」にしようかと思ったが、一人だとゴムハンマーを物置から出すのも億劫で、単純に手でポキポキ折って、塩も味噌も付けずにそのまま食した。瑞々しい胡瓜はそれで十分。

 赤いのは昨日食い残したトマトで、狐色のスティックは出来合い惣菜のゴボウ揚げ。それに1本97円のひらい精肉店のネギマ4本。5本でなく4本なのは、コンロの上で焼く時、中火の届く範囲が4本分だから。5本だと端の焼き鳥が生焼けになる。端まで火が届くように強めると中側の焼き鳥が焦げる。だから4本。

 晩酌の皿はこれだけで、私は一人でいるときは夕飯を食わない。

 

【ディジタル画】口髭の老人(No.53)

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 参照した画像は白黒だったが、「インカ」ブラシで輪郭をとった後で色を勝手に塗ってみた。目と口の周りのシャドーが少しキツかったかもしれない。

 背景は、「タッチアップ」の「ゾンビスキン」というブラシを使い、「ぼかし」を少し加えてある。

 これで約2時間。

 

【温泉】一二三荘。

 

【タイムラプス】7月15日(水)4:56〜7:04の伊豆長岡の空。31秒。

https://twitter.com/aisakajiro/status/1283658491744276485?s=21