いずぃなり

伊豆でのシニアライフ

名を書いてマイボトルとしビールかな(あ)

 「東洋経済オンライン」で作家の五木寛之さんが「コロナ後は三散がやってくる」と語っていた。<https://toyokeizai.net/articles/-/356431

 氏の言う「三散」とは何か。

 「1つ目の「散」は「分散」です。今後、ありとあらゆる形で、一極集中から分散していく傾向が強まっていくと思います。例えば、中央政府が緊急事態宣言を出しても、全国一斉に動くのではなく、各都道府県の知事がそれぞれ独自の緊急体制を指揮する姿が目立ちました。これは権力の「分散」と言えます」

 「2つ目は「拡散」です。ウイルスの拡散はまさに現在起きていることです。そして、これもすでに起きていることですが、情報の拡散スピードがより速くなっていく。今や、香港のデモの様子がリアルタイムで世界中に伝わっていきます。音楽も、昔は「北国の春」のようにゆっくりと火がついて大ヒットする曲もありましたが、今や一夜にして情報が拡散し、世界中に知れわたるような曲があったりする」

 「中世、近世という封建時代、農民の抵抗の仕方には2つあります。1つは一揆ですね。実力で団結し、武器を持って権力に立ち向かう。これは誰でも知ってますね。それに対してもう1つ、「逃散」というものがありました。こちらは文字どおり、住んでいる土地から働き手が逃げるわけです。

(中略)

この逃散の現代版が難民なんですね。彼らは祖国にいたままでは暮らしがたちゆかないので、国境を越えて逃散する。あるいは、自国の政治や統治に不満な国民は、国を捨てて逃散する」

 まとめると、「三散」とは「分散」「拡散」「逃散」のこと。

 なるほど、さすがに作家はうまいことを言いますね。

 ここで私が注目するのは、教育の「分散」です。氏は、このインタビュー記事の中で、「教育でも、文部科学省の指導のもとでどの学校も同じようなプログラムを組むのではなく、個々の学校がそれぞれ独自の教育を実践する可能性も出てくる。大学ぐらいになると、場所に縛られず、遠方にいても授業をオンラインで受けて卒業できるようになるかもしれませんね」とも言っている。

 そう、これからは授業のオンライン化が進んでいくだろう。学習塾や私立学校ではオンライン化を素早く取り入れたところが多かったと聞くが、コロナウイルスの第2波、第3波が来ると想定すれば、出遅れた感のある公立学校でも早晩取り入れざるを得なくなっていくと思われる。

 その波が訪れたとき、あああのとき対策を練っておけばよかったと後悔しても遅い。今から、いや今だからこそ、オンライン化の整備に向けて動き出さなければいけない。

 

【今日の一枚】スープボトルと保冷剤。

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 市内の某事業所が学校に寄贈してくれた。スープボトルの色は生徒が赤色で職員がシルバー。今後、使う機会があるかどうか判らないけれど、せっかくのご厚意なので、ありがたく使わせていただこうと思います。焼酎のお湯割りを入れて三浦マラソンの応援に出かけるのにいいかも。なんて、不謹慎かな。

 

【ディジタル画】サングラスをかけたロン毛の男(No.30)

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 「6B鉛筆」の黒一色で描いた。背景にはぼかし(ガウス)を入れてあります。これだけで2時間半。

 

【温泉】雨につき内風呂で我慢。

 

【タイムラプス】6月19日(金)5:27〜7:12の韮山方面の雨空。26秒。

 

 相変わらずFBからのリンクが貼れないので、「メモ」に保存しておいた動画をコピペしてみました。うまく映ってくれるといいのですが。

 

 ……ダメでした。