いずぃなり

伊豆でのシニアライフ

菓子で文字作るテントの親子かな(あ)

 予定では、孫どもは今日の夕方にカミさんの車で小田原へ帰ることになっていた。

 ところが、風呂に入り晩飯を食い、荷物を車に積み込んでさあ帰るかという段になって、お兄ちゃんが腹痛を訴えた。

 トイレに駆け込んだが、待てど暮らせど出てこない。カミさんと孫娘はすでに車に乗り込んでいる。痺れを切らしたカミさんがトイレを見て来いと私に言い、見に行くと、お兄ちゃんは蹲ったままでなお腹痛が治らないと苦しそう。もしやと思って体温を計らせたが、平熱の体温で、特にこれといった問題はない。

 薬ケースに確か「正露丸」があったはずと思ってガサゴソ探したら、あった。が、飲ませたことのない薬を無闇に子どもに頓服させていいものかとためらい、飲ませるのをやめた。

 それに、大体いつの薬か判らない。少なくとも私が藤沢に住んでいた頃は飲んだ記憶がない。ということは、ざっと30年以上は経っている。カミさんが嫁入り衣装に忍ばせてきたものだとすると、さらにさらに遡り、とてつもなく古い薬ということになる。そんなもの、飲ませられるわけがない。

 明日仕事があるカミさんは、どうしても今日中に帰らなければいけない。孫を小田原に届け、冷蔵庫の食材のことごとくを運び切らなければいけない。救急病院で診てもらうことも考えたが、カミさんは不案内な土地での夜の運転をためらった。症状から推して救急車を依頼するほどでもない。それに、コロナ禍の今は、手続きに厄介が生じる可能性もある。

 それでお兄ちゃんに、もう一晩泊まって様子を見ることを提案した。お兄ちゃんが泊まるということは、もちろん孫娘も泊まる。ママに電話で相談したら、それでいい、明日私が仕事が終わったら子どもたちを迎えに行くからと話がまとまり、今日のうちにカミさんは横須賀へ帰り、明日の19時にママが迎えに来ることになった。その間、私は一馬力で孫の面倒を見るのである。

 孫が伊豆へ来て体の不調を訴えるのは初めてのことだけど、考えてみれば、不調を訴えることは十分あり得ることで、もしそうなったときの対策もしっかり練っておかないといけなかった。これまでそれを怠っていた。これを機に休日や夜間の救急病院をチェックしておくとしよう。また、いざというときの頓服薬も用意しておかなくては。

 お兄ちゃんは、幸いにして大事には至らなかった。カミさんが帰った後、ココアが飲みたいと言うお兄ちゃんに、薬の代わりに熱いミルクココアを作って飲ませた。と、再びトイレに籠もり、間も無くして固いのが出たと言って出てきた。なあんだ、単なる便秘だったみたい。全く人騒がせな奴だぜ。

 

【今日の一枚】庭でキャンプ遊びをする孫。

f:id:jijiro:20200525080918j:image

 孫娘が二階の押し入れに仕舞ってあったテントを見つけた。それを芝の上に張る。

 久々のキャンプ気分です。

 過去のブログで確認したら、最初にこのテントを張ったのは2013/11/04だった。6年半前かあ。すると、孫娘がまだ小学校に上がる前だな。

 孫娘は、テントを張るときに骨をつなぎ合わせるのに苦労したことをよく覚えていた。私はそんなことなどすっかり忘れていた。

 

【タイムラプス】5月23日(土)5:43〜7:06の伊豆長岡の空。20秒。

https://www.facebook.com/aisakajiro/videos/10223059514698469/?d=n