いずぃなり

伊豆でのシニアライフ

孫幸くあれと翁の夏野菜(あ)

 昨日(5/3)の「西日本新聞」(ディジタル版)に載っていた記事が目に留まった。「亡き祖父の句に孫がイラスト 『優しくて和む』ツイッター投稿に反響」。

 記事にはこうある。

「長崎県佐世保市で暮らす祖父の俳句に関東在住の孫が猫のイラストを添えてツイッターに投稿したところ『絵も句も優しくて和む』『心にすとんとひびく』と反響が広がっている。始めたのは、病床の祖父を励ますためだった。新型コロナウイルス感染拡大の影響で見舞いにも行けないまま、祖父は他界。その後も投稿を続け、作品は100点を超えた」。

 俳句とイラストのコラボですね。イラストはタブレット端末で描いているそうだ。おっ、それはまさに私がやりたいと思っていることと一緒だ。

 おじいちゃんは元刑事で、警察署長も務めた方とか。長く俳句に親しみ、緑風(りょくふう)の雅号で出版した句集「天の鶴」は2005年に佐世保文学賞を受賞した、っていうから、バリバリの本格派ですね。

 作った俳句には、どんなのがあるんでしょう。

 <長き夜を一人が生まれひとり逝(い)く>

 <小鳥来る鳥語わかれば応へたし>

なるほど、素朴なほんわか和む句です。私のわけの判らない独りよがりな句とは大違い。こういう句を作らないといけませんね。とてもいい刺激になります。

 そうか、イラストに描けるような句、だな。そんな句をものして、それをイラストに描けばいいんだ。

 新聞の記事からすると、反響を呼んでいるのは、おじいちゃんの俳句とお孫さんのイラストというコラボ作品だけど、私の場合はそのどちらも親しんで(?)いるから、私ひとりの頭の中で作品が完結できる。面白そうだな。二番煎じになるかもしれないけれど、やってみる価値はありそうだ。

 「絵日記」の後釜として四コマ漫画を目指していたけれど、俳句とイラストのコラボならすぐにでも取り掛かれそうだ。「書」はどうしよう。ほのぼの系を表現するんだったら、いわゆる「書」の技法は無用の長物になるな。捨てよう。素朴な手書きがいいや。

 西日本新聞さん、よいヒントをありがとうござました。

 

【今日の一枚】ナス、ピーマン用の鉢追加。

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 ミニトマトの横に白と青の鉢を4個ずつ8個置いた。これにナスとピーマンを植える。苗はミニトマトの苗を買った米店で買うつもり。だったが、今日は店が休みで買えず。休みが明けたら買う。

 こうして見ると、ちょっとしたミニ菜園ですね。この配置だと、ミニトマトを収穫しづらいようだけれど、いざとなれば手前の鉢をどかせばよろし。鉢植えはこういうことが臨機応変にできるところがいい。

 

【絵日記】見城美枝子(No.136)

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 髪の毛の質感を出そうと思ったが、かえってボサボサのまとまらない髪になってしまった。真珠のネックレスにも光沢が欲しい。

 瑕瑾(かきん)が判っていたら直せばいいものを直さない。要するに描き直す時間を、読書とか、別の時間に使いたいだけのことなんですが。

 

【タイムラプス】5月4日(月)5:46〜7:56の韮山方面の雨空。32秒。

https://www.facebook.com/aisakajiro/videos/10222835165609882/?d=n