いずぃなり

伊豆でのシニアライフ

薫風によろしよろしと苗そよぐ(あ)

 ようやく散髪に行けた。前回行ったのはいつだったかと過去のブログで確認したら、2/23になっていた。げっ、2ヶ月以上も行ってなかったか。髪が耳にかかってウザいと思っていたんだ。勤めに出ていればまずこんな不精はしない。勤めに出ないと日頃の身だしなみもこの為体(ていたらく)だ。

 床屋は混んでいた。午前11時ちょっと過ぎに入って、私に順番がきた時は正午を回っていた。土曜だったからかもしれないが、1時間近く待たされたのは初めてだ。

 お母さんは私をバーバーチェアに促して、「大変なことになりましたね」と口火を切った。「大変なこと」になってから、かれこれ2ヶ月経つが、その2ヶ月の間に何人のお客さんにこのセリフを投げかけたことだろう。未だに「大変なこと」の収束が見えない。

「ほんとですねえ。いつまでこんな状態が続くんだろう。せっかくのGWなのに、これじゃどこへも出かけられないね」と私が言うとお母さんは、「いえね、うちの孫がこの春に京都の大学に入ったんだけど、こういう状況でしょう? 下宿に籠もってばかりいてもしょうがないから(伊豆へ)戻って来たらと言ったのよ。そしたら、戻らないって言うじゃない? あっ、いつものように短くしていいですか?」

「はい、お願いします。でも、京都は世界的な観光地ですし、GWでも観光客が少なければ、かえってのんびり京都見物ができるかもしれませんね。お孫さんもそう考えてるんじゃないでしょうか」

「そんなもんでしょうかねえ」と、ハサミを動かしているところへ、ご近所のお馴染みさんらしい女性の方が店に入ってきた。そして、「子どもの散髪をお願いしようと思って来たけど、混んでるから、空いている頃にまた来るわ」と言ってすぐに出て行った。コロナウイルスが子どもに感染するのを心配したのかもしれない。

 その女性の方は、私の散髪が終わりかけの頃に再びやって来た。今度はお子さんも一緒だった。「リバーサイド公園の駐車場に車を駐めて(公園で)遊ばせようとしたら駐車場が閉鎖されてたのよ。それで、その辺を少し走って来たの」と言いながら、お子さんをバーバーチェアに座らせて、自分は待合のソファに腰を下ろすかと思いきや、その子の手を離さずずっとそばに立っている。散髪に当たっているのは葉加瀬太郎似の息子さんだが、そばに立たれてはやりづらいだろうなと推察したが、意外にそうでもない様子。いつものことだから慣れっこだ、そんなふうだった。

 昨日(5/1)は神奈川県知事も「GWのGは、今年は、がまん(GAMAN)のGです。GWは、がまんのウイーク」などと緊急メッセージを発しているが、地元のリバーサイド公園まで閉鎖となれば、いよいよもってこのGWは家籠もりになるか。なんとも息苦しいGWであることよ。

 

【今日の一枚】ミニトマトの苗。

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一二三荘へ行く途中にある米店で5本買った。ペペ2本にアイコ3本。1本68円で税込374円。

鉢は昨日、ダイソーで買った。1鉢200円×5鉢で税込1100円。

培養土は安売りの時にまとめ買いしてあって、今回使ってなおあと2袋残っている。混ぜる肥料は「農土香(のどか)」。前の校長さんがわざわざ家まで運んでくれた。土と肥料はまだ残っているから、鉢さえ買い足せばナスとピーマンくらいは作れるスペースはある。スペースにまだ余裕があるんだったら作ってみるか、世界的な食料不足に備えて。

 

【絵日記】小島一慶(No.134)

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 一週間ぶりの「絵日記」。孫が「疎開」している間は絵を描く余裕も時間もなく、4月23日に小島一慶さんが亡くなったことも知らなかった。

 今回は肌の色を「ソフトマスク」ツールで少し消してみた。頬のテカリにそれなりの効果が出たかな。ここまでで約1時間半。

 

【タイムラプス】5月2日(土)7:43〜10:03の伊豆長岡の空。35秒。

https://www.facebook.com/aisakajiro/videos/10222812567164935/?d=n