いずぃなり

伊豆でのシニアライフ

我がさつき隣の軒を好みをり(あ)

新型コロナウイルス感染拡大に伴い、「青森ねぶた祭」の中止が決まったのは今月頭(4/8)。そして今日、「阿波おどり」の中止が決まった。先にも「秋田竿灯まつり」、「仙台七夕まつり」が早々に中止を決めている。全国レベルの夏祭りが軒並み中止なのだから、もちろん余波は地元の夏祭り「きにゃんね大仁夏祭り」にも及ぶのは自明の理。オリンピックも来年に行っちゃったし、今年は静かな夏になりそうだ。

恒例の祭りがないとなると寂しい限りではあるが、こればかりはどうにも仕方がない。今年の夏は家にこもってお絵描き三昧、と行きたいが、それは孫抜きの話で、たぶんそうはならない。もれなく孫の世話が待っている。

祭りの中止が決まり、どこへ行く当てのない孫どもは、伊豆の我が家へ転がり込むに決まっている。お盆か何かで田舎に帰省する3日ほどなら爺婆にチヤホヤもされようが、滞在が一週間十日となるとこちとらの孫の世話も大変だ。今回はそれを嫌と言うほど思い知った。しかも、ほぼ一馬力だし。

今のうちから対策を練らねばと思うが、孫の世話を回避するいい案が思いつかない。せめて学校が再開して部活が始まってくれないかと期待するが、それも今のコロナ状況では怪しい。

一応、学校再開はGW明けの5/7(木)からということになっているが、これとてGWを無事にやり過ごせばという仮定の話で、GW期間内にコロナウイルスの収束が見られなければ、引き続き「緊急事態宣言」延長だって十分あり得る。

そうなると、私がもっとも懸念するのは医療現場の逼迫(ひっぱく)で、医師や看護師がバタバタ倒れて医療崩壊が起こったらどうするのかと、それが心配でならない。医療崩壊の回避は焦眉(しょうび)の急であるように思う。いわんや、医療に従事する御子息が学童を断られると聞くに及んでは、言語道断と言わざるを得ない。命がけでウイルス現場に立ち向かっている人に対して、それはあまりの仕打ちである。

私は今月の4日で67歳になった。志村けんは70歳でコロナに命を奪われた。67と70では年齢的にほぼ変わらない。これまでは、私がコロナにかかるはずがないと、まるで根拠のない自信を持っていたが、志村けんの件があってからは、私だっていつどこでコロッと殺られるか判らないと警戒するようになった。いや、私はもっと長生きしたいと思っているわけではない。私を介してコロナウイルスを人に感染させたら事だと思っているのだ。その人の持っている将来の可能性を、私ごときがみすみす奪ってしまうことになるのが耐えられないのだ。

 

【今日の一枚】庭のサツキ(皐月)

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右のフェンスはお隣さんのもので、そのフェンスにもたれかかるようにして2種類のサツキが咲いている。ちょっとフェンスを超えているのもあるが、この程度なら愛嬌でお隣さんも許してくれよう。品のいい花だしね。

 

【絵日記】大林宣彦(No.129)

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4月10日の訃報を知って、これは是非とも描かねばと思っていたが、孫の世話で時間を取られていた。

「ソフト鉛筆」ツールのみで描いた。このところのツール選択はほとんど「ソフト鉛筆」に偏っている。描きやすいんだもの、それは仕方ないね。

毛糸の帽子の襞(ひだ)がうまく表現できませんでした。これで約2時間。

 

【温泉】一二三荘。

 

【タイムラプス】4月21日(火)6:01〜8:32の伊豆長岡の空。37秒。

https://www.facebook.com/aisakajiro/videos/10222674275587732/?d=n