いずぃなり

伊豆でのシニアライフ

泥柔らかき二股の春大根(あ)

今日からバイク通勤が復活した。

結局バイクの故障はエンジンの「カーボン噛み」が原因だったらしい。それを防ぐには、暖機運転をせよとバイク屋のおじちゃんに教えてもらったが、同じアドバイスを、ブログを読んでくれたバイク好きの教え子がLINEで伝えてくれた。こうしてわざわざ気に留めてくれているのが嬉しい。

それで、今朝は教わったとおりにしっかり暖機してバイクにまたがった。そうしたら、タイヤを新しいのに替えたというのもあるが、心なしか走り出しが快調に感じる。教え子は、暖機にたっぷり2分はかけると言っていたが、私が今日かけたのはその半分。でも、たったそれだけの時間で故障が防げるんだったら、まったく苦にならない。

エンジンがうんともすんとも言わなくなった時は、この際、バイクをやめて電動自転車に乗り換えようとも思ったけれど、直ったら現金なもので、もうちっとカブと付き合ってみる気になった。それとも、近場は電動自転車で、遠出はバイクでと、両者を乗り分けるのも手かな。いやいや、そうしたら歩かなくなるなあ。老いは足から来るというし、ここは、電動自転車に手を出さず、せっせと歩くことにしましょうか。山笑う季節になれば、野山の散策もきっと楽しいだろうな。

 

【今日の一枚】またまた校長先生からいただいた大根。

f:id:jijiro:20200226172459j:image

学年末テストの採点を終えて、職員玄関で靴を履き替えた時は午後7時を回っていた。職員玄関には、葉もふさふさの泥大根が収穫コンテナに刺さってあった。縦型ホワイトボードに「ご自由にどうぞ」と書かれてあったので、では一つと、そこから一本引っこ抜いてきた。

校長先生から大根をいただいたのはこれで三度目。大根の葉とサバ缶のサバとをごま油で炒め、上に大根おろしを載せて晩酌の一皿とする。つもりで帰宅したら、カミさんが、ほれ食えとばかりにモツ煮とカレーライスを鍋に作り置きしてあった。それで、今や得意の簡単手料理「大根葉とサバ缶のしぐれ炒め」は、今日は作らないことにした。でもあれ、葉っぱが新鮮なうちに作りたいんだよなあ。

 

【書】「令」レイ・リョウ・みことのり・いいつける・よい・しむ(No.399)

▼甲骨文

f:id:jijiro:20200226172519j:image

▼金文

f:id:jijiro:20200226172530j:image

象形。深い儀礼用の帽子を被(かぶ)り、跪(ひざまず)いて神託(神のお告げ)を受ける人の形。神の神託として与えられるものを令といい、「神のおつげ、おつげ」の意味となり、天子など上位の人の「みことのり、いいつけ、いいつける」の意味となる。甲骨文字・金文では令を命の意味に用いており、令が命のもとの字である。令は神のお告げを受け、神意に従うことから、「よい、りっぱ」の意味となり、また使役の「しむ」の意味にも用いて、命と分けて使うようになった。<『常用字解』より>

 

【温泉】一二三荘。

玄関の上がり框に消毒液が置いてある。それは新型コロナウイルスの感染が騒がれ始めたあたりから置かれてあったが、「ご自由にお使いください」というメモ書きに目をやっただけで、今日までそのまま素通りしていた。これから湯に浸かろうというのに手の消毒もないものだと思っていたのだったが、今日、女将さんに「どうぞお願いします」と言われてシュシュっと手を消毒した。消毒しながら、感染予防にいち早く対応した女将さんの迅速な手際良さに、しみじみ感じ入ったことだった。

 

【タイムラプス】2月25日(火)5:49〜7:14の伊豆長岡の空。21秒。

https://www.facebook.com/100001436582002/videos/2860319210692604/?d=n