いずぃなり

伊豆でのシニアライフ

春詰めてずしり越後の米農家(あ)

午前中、卓球部の練習試合引率。正顧問の先生が所用のため引率は私だけとなった。

相手校の顧問の先生と雑談をしていたら、その先生は、私が以前非常勤をしていた高校に勤めていたことがあると知った。話の前後を合わせると、私が非常勤をした前年までいらっしゃったようで、つまりは私と入れ違いだったみたい。花形の自転車部の顧問を受け持って大変だったと昔を振り返っておられた。人間、どこでどう繋がるか判りませんねえ。

途中でコーチが顔を出して、団体戦のメンバーやら何やらを仕切ってくれたので大いに助かった。部員は私のアドバイスには馬耳東風だが、夜の卓球クラブの面倒も見ているコーチの話はよく聞く。私は、「ジャージを脱ぎ散らかすんじゃねえ」「シューズを履いたまま柔道畳を踏むんじゃねえ」という注意くらいしか言えないが、コーチは部員一人ひとりの特徴をよくつかみ、対戦が終了するごとに良かった点悪かった点を的確に指摘する。

そのコーチが最後に皆を集めて言った。「2年生は、3年の中体連が終われば引退になるけれど、3年になればGW明けには修学旅行だし、それが終われば中間テストだ、期末テストだとあって、まともに練習できる時間がない。まともに練習できるのはこの2月、3月しかない。また、1年生は4月に新入生を迎え、その面倒も見なければいけなくなる。今度入ってくる新入生の中にはすぐにレギュラーになれるだけの力を持った子がいる。それに負けないくらいの練習量を積まなければいけない」。

コーチは現部員にもっと危機感を持つよう促したのだったが、果たしてその危機感を今日の部員はどれだけ受け止めただろうか。

 

【今日の一枚】新潟の米農家から届いた「コシヒカリ」。

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新潟県羽黒の米農家から直にコシヒカリを送ってもらっている。かれこれ30年来のお付き合いだ。毎回一袋5kgを5袋頼み、一袋を伊豆に残し、残りを食い気盛りの孫のいる家へ、カミさんが来たときに運んでいる。そして、いつもこうして畑で穫れた旬の野菜も入れてくれる。今回は長ネギ。

注文発注のやり取りは去年からLINEで行うようになった。それまではハガキだったが、LINEになってハガキを投函せずに済むようになった分、だいぶ楽になった。ただ、支払いは相変わらず郵便局へ行かなければならないので、依然としてそれが手間。

そこで、LINEを通して訊いてみた。「インターネットバンクから口座に送金する形にはできませんか?」

そうしたら、「3日ほど考えさせてください」との返事。考えていただけるだけでもありがたい。

インターネットバンクから送金できれば、わざわざ郵便局へ行かなくて済む。スマホを操作するだけでいい。今はやりのスマホ決済も頭をよぎったが、そのシステムを採用することによって相手が得をするかどうか判らなかったので、今回は見送り、機が熟すのを待つことにした。

 

【書】「隣」リン・となり・となる(No.396)

▼甲骨文は無し。

▼金文1

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▼金文2

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会意。金文2の字形は隣に作り、〓1(ふ)と粦(りん)とを組み合わせた形。粦は金文の字形によると、大と舛(せん)とを組み合わせた形で、大(手足を広げて立つ人を正面から見た形)の下に舛(左右の足が外に向かって開く形)を加えて、聖所に犠牲(いけにえ)としてはりつけにされている人の形であり、大の上下に小点をそえて鬼火(おにび)を発することを示している。粦は人を犠牲として用いて、鬼火の発することをいう。〓1(阝)はもとの形は〓2で、神が天に陟(のぼ)り降りするときに使う神の梯(はしご)の形。隣はその神梯(しんてい)の前に人の犠牲を置いて鬼火が発することを示す字で、それは異族との境界の呪禁(じゅきん=悪魔を祓うまじない)であった。隣とは呪禁を設けた神聖な場所をいうが、のち「となり、となる(ならぶ)」の意味に用いる。(後略)<『常用字解』より>

〓1(『超漢字』の画像)↓

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〓2(手書きの画像)↓

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【温泉】雨につき内風呂。

 

【タイムラプス】2月22日(土)5:50〜7:29の伊豆長岡の空。24秒。

https://www.facebook.com/100001436582002/videos/2853545981369927/?d=n