いずぃなり

伊豆でのシニアライフ

看板の闇より出づる梅の宿(あ)

愛車スーパーカブは走行500kmの点検を受けてからずっとメンテナンスをしていない。休みになったらバイク屋に行こう行こうと思って、とうとう今日まで来てしまった。

今日、一二三荘から帰って家の車庫に入れようとした途端、エンジンがぷすんと止まった。まさに、家までたどり着くのを待っていたかのようなタイミングだった。

たぶんオイルが切れたのだと思う。あるいはエンジンが焼き付いたか。いずれにしても自分で直す技量はないから、バイク屋へ持っていって修理をしてもらうしかない。ところが、明日水曜はバイク屋の定休日。となれば、明日は職場まで歩き確定。

家から職場まで歩いて約40分。バイクがダメとなれば当然歩くしかない。徒歩40分は歩いて歩けない距離でもないし、実際、近所の中学生は毎日ここから歩いて通学している。若い子のような脚力というわけにはいかないが、ゆったり50分かけて歩けば、運動不足気味の体にはちょうどいい。

とりあえず明日は歩くとして、それ以降はどうするか。そのまま続けて歩くか、それともバイクを修理に出して再び乗るか。

通勤はひとまず徒歩にするにしても、一二三荘の行き帰りは、スーパーで買い物したときの荷物を考えればバイクか電動自転車にしたい。

そうか、電動自転車か。バイクをやめて電動自転車に乗り換えるか。近場をちょこちょこ動くだけだったら電動自転車で十分だ。免許の書き換えもないし、一時不停止で切符を切られることもないし、ガソリンスタンドに行かなくてもいい。それにペダルを漕ぐから何より健康的だ。

ここは伊豆でも、伊豆箱根鉄道を使えるエリアだから、交通インフラでいう不便さはさほど感じない。これが西伊豆とか中伊豆とかだったら、交通インフラは本数の限られた路線バスしかないから、車やバイクがないと普段の買い物もなかなか辛い。

そういう点では、最寄り駅まで徒歩15分のここは恵まれている。東京方面へ出かけるにも意外と便利だ。三島で新幹線に乗り換えればさらに時間短縮にもなる。

バイクが使えなくたって、電動自転車があればなんとかなるんじゃないか? 明日水曜はバイク屋が休みだから、明後日木曜にバイク屋へ行って、柄本明似のおじちゃんに相談してみるか。そこは電動自転車も扱ってることだし。

 

【今日の一枚】一二三荘の新しい看板。

f:id:jijiro:20200219192515j:image

いつものところにバイクを駐めようとしたら、梅がライトアップされているのに気づいた。ついで、隣に新しい看板にも別の角度からライトが。これらのライトは昨日までは確かなかったような気がする。

「一二三荘」はどなたの揮毫か判らないけれど、いつ見ても「一二三」の字のバランスに感心する。狩野川の川幅いっぱいに鮎が泳いでいるイメージにぴったりだ。こういう字はそうそう書けるものではない。

 

【書】「量」リョウ・はかる・おしはかる・ますめ(No.392)

▼甲骨文

f:id:jijiro:20200219192549j:image

▼金文

f:id:jijiro:20200219192601j:image

象形。上に注ぎ口のついている大きな橐(ふくろ)の形。量の字形に含まれる東は、上下を括(くく)った橐の形で、橐(たく)のもとの字である。東の上に穀物などの注ぎ口をつけた形が量で、さらにしたに土の形の錘(おもり)を加えた。それで「ふくろではかる、はかる、はかり、ますめ」の意味に用い、推量・斟量(しんりょう=おしはかること)のように、「おしはかる」の意味にも用いる。東(橐)の下に錘のように土を加えた形が重で、合わせて重量(重いこと。おもさ)という。<『常用字解』より>

 

【温泉】一二三荘。

 

【タイムラプス】2月18日(火)6:41〜7:23の伊豆長岡の空。28秒。

https://www.facebook.com/100001436582002/videos/2845808045477054/?d=n