いずぃなり

伊豆でのシニアライフ

帳簿繰る宿の女将の余寒かな(あ)

夜中に「こむらがえり」が起きて目が覚めた。久々である。糖尿の薬を飲むようになってからたぶん初めて。

「こむらがえり」は糖尿病の典型的な症状で、藤沢に住んでいた頃は、何度もこれで目が覚めた。

今月の定期検診でHbA1c値が前月よりさらに高くなっているのにちょっと焦ったが、それでも大したことはなかろうと高をくくっていたところがあった。しかし、「こむらがえり」が出たとなるといささか捨て置けない。処方された薬を飲んでいて数値が高くなるということは、その薬が効かなくなってきたということの証左ととらえるべきだろう。

やはり食事療法か。食事療法をもっとしっかりやらないと、数値は下がってくれそうもない気がする。来月の定期検診までには是非とも下げておきたい。

カロリーを気にした食事は摂りたくないが、「こむらがえり」が復活した以上は、そんなことも言ってられない。

朝食はスライスチーズとハムを挟んだホットサンドをやめ、ご飯に納豆とする。昼の給食は致し方ないとして、夕食は野菜と焼き魚を中心としたメニューとする。

晩酌はやめ、ない。缶ビール1本と焼酎お湯割コップ2杯は変わらず。晩酌は私にとって、その日を静かに振り返る「儀式」に欠かせないものなので、これを削るわけにはいかない。もしこれが主原因で体がへろへろになっても、それは本望と受け止める。

本望かあ。鹿児島にこれと似たような呼び名の酒蔵があったなあ。そこで「本望」という銘柄の焼酎を醸造してくれないかな。そうしたら一生分をまとめ買いしてもいいぞ。

 

【今日の一枚】一二三荘の玄関。

f:id:jijiro:20200130232539j:image

明るいうちに今日の一枚を撮りそびれたので、いつもお世話になっている一二三荘の玄関の写真で勘弁。

最近は行くのが前より少し遅い時間帯のせいか、女将さんが玄関三和土のテーブルで帳簿整理をしている姿をよく見かける。お客さんの夕食の片付けをして手のすいたあたりなのだろう。

その女将さん、今日はこっくりこっくり船を漕いでいた。「お風呂お願いしま〜す」と声をかけて湯札(回数券)を小窓の箱に入れたが返事がない。テーブルを見返すと、まだこっくりこっくりしていた。お疲れのようです。

一二三荘は年中無休で営業している。元日も休まない。だから、休みをとってどこかへ旅行に出かけるということもないのでしょう。旅館の女将さんになってからずっと働きどおしなのでしょう。そんな女将さんの、生涯現役の姿を見ていると、私も頑張らねばと思わせられます。

 

【書】「葉」ヨウ・ショウ・は・よ(No.373)

▼甲骨文は無い。

▼金文

f:id:jijiro:20200130232606j:image

形声。音符は〓1(よう)。〓1は木に新しい枝が三本伸びている形。その枝の上のものを葉といい、「木のは、は」の意味となる。葉は薄いものであるから、すべて薄いものの意味に用い、一そうの舟を一葉の舟といい、紙の枚数を数えるとき、一枚を一葉という。葉はよ、世代の意味に用いることから、葉は「よ、世代」の意味に用い、中葉(なかごろ。なかごろの時代)という。<『常用字解』より>

〓1(『超漢字』の画像)↓

f:id:jijiro:20200130232624j:image

 

【温泉】一二三荘。

 

【タイムラプス】1月29日(水)5:52〜7:14の伊豆長岡の空。20秒。

https://www.facebook.com/100001436582002/videos/2804405722950620/?d=n