いずぃなり

伊豆でのシニアライフ

山茶花の長き睫毛を持て余す(あ)

金曜の期末テストの答案用紙を持ち帰って、家で採点している。そうでもしなけりゃ、とてもじゃないが次の授業での返却まで間に合わない。それで明日は卓球の試合引率があるとなれば、大好きな晩酌も我慢して採点する羽目になる。今日は昼過ぎから採点を初めて、夜10時を過ぎても全部を終えることができなかった。終わったのは1/3クラスだけ。あと2/3残っている。続きは明日の試合引率後にやることにしたが、試合は何時に終わるか判らない。月曜まで間に合うかなあ。水曜は教育長が授業を見に来ることになっているが、そっちの準備はまったく手をつけていない。どうするんだ?

ともかく仕事が忙しい。休日も仕事をしなければ間に合わないなんてあり得ない。しかも休日は、たいてい部活動が入ってくる。採点を終えても、そのあと成績評価が待っている。加えて来週から新たに始まる「自習室」のチェックもしなければいけない。

「自習室」とは、高校入試の準備勉強のための自宅学習用テキストのことで、これを自宅でやって、解説を見ながら自分で◯×をつけ、月曜は社会、火曜は数学、水曜は国語、木曜は英語、金曜は理科の学習ノートを朝7:50までに提出することになっている。そして教科担当は全員分のノートをチェックし、帰りの会までに返却するのである。

自宅学習を定着させるために、静岡県の中学校では昔からそうしてきたとのことで、先生方もみなそうして中学を過ごしてきたという。が、私は初めて。

もう、どんどん仕事が増えてきて、私にはとても手に負えない。安易に引き受けるんじゃなかったと後悔しきりだが、それだけ中学校の先生は大変な思いをしているということです。その大変さを少しでも判ってもらえればと、こうしてブログを書いています。

 

【今日の一枚】庭のサザンカ(山茶花)。

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昨日、今日と雨が続く。予報では明日も雨。明後日も雨っぽい。山茶花梅雨、ですね。バイクには辛い季節です。

山茶花の下に笹竹が繁茂していたのを先日刈ったら、笹竹が生えていたところがスカスカになって、骨皮筋衛門のような山茶花になった。近所の山茶花の垣根はびっしり葉で覆われているのに、うちのは笹竹が葉の成長を妨げていたんだな。

 

【書】「婦」フ・よめ・つま・おんな(No.308)

▼甲骨文

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▼金文

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形声。もとの字は〓1に作り、音符は帚(ふ)。甲骨文では帚好(ふこう)のように、帚(そう)を婦の意味に使用しているので、帚(ふ)の音でよまれたとみてよい。帚は木の先端を細かく裂いた箒(ほうき)の形をしたもので、これに香りをつけた酒をふりかけ、祖先の霊を祭る廟(みたまや)の中を清めるために使用した。帚はのちの箒(そう=ほうき)にあたる。帚を手に持って廟の中を祓(はら)い清めることを掃といい、そのことに当たる女を婦といい、「よめ、つま、おんな」の意味に用いる。嫁(よめ)は他家から嫁(とつ)いできてその家の人となったので、その家の祖先の霊に仕え、その霊に同化する必要があるので、主婦(一家の主人の妻)として廟に使える義務があった。婦は廟の中を祓い清め、祖先に仕えるという、家にあっては重要な職分を担当したのである。<『常用字解』より>

〓1(『超漢字』画像)↓

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【温泉】一二三荘。

 

【タイムラプス】11月23日(土)6:37〜9:17の伊豆長岡の空。39秒。

https://www.facebook.com/100001436582002/videos/2658826957508498?d=n&sfns=mo