いずぃなり

伊豆でのシニアライフ

踏み石を踏む人もなく野菊かな(あ)

地区一斉授業研究会の会場がたまたま大場の病院の近くだったので、研究会が終わってそのまま病院へ向かう。

スーツ姿で病院へ行くのは初めて。

検診の結果、血圧が高いと言われる。前回、主治医に血圧計を用意して毎日血圧を測定する言われていたが、ころっと忘れて用意してなかった。というか、そもそも用意する気がない。

「血圧を下げるお薬を出しますので、それで様子を見てみましょう」と主治医は言う。それで、明日から朝飲む薬が新たに一錠増えた。朝だけで4錠も飲むことになる。

血圧については全然問題ないと高をくくっていたが、とうとう血圧の薬も飲むことになった。前回も今回も高止まりとなれば、それもやむを得まい。

薬に頼る生活はしたくないと思っていたが、いよいよ頼らざるを得ない年齢になったということか。主治医は、寒くなると血圧は上がるものだと慰めてくれたが、私は、そういう年になったのだろうと捉えている。一応、いちばん軽い薬を処方してもらったが、今後はどうなるか判らない。今回の薬でうまく血圧が下がってくれればいいが。

主治医は血圧計を用意せよと言うが、血圧計で定期的に血圧を測ったところで、それだけで血圧が下がるわけではないと思っているから、積極的に血圧計を買おうという気が起きない。

体重計なら買ってもいい。体重計に乗って数値が増えていれば食事制限すればいいと判るが、血圧計は、それで測って血圧が高いと知ったところで、何をどう注意すればいいかが判らない。血圧は加齢によって血管の柔軟性が失われるところから来ていると理解していて、こればれどもなね(津軽弁で、こればっかりはどうにもならないの意)のである。歳をとるとは、そういうことなんだな。

 

【今日の一枚】庭の星の子菊。

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だと思う。

コンギク、ノコンギク、ヨメナは一括りに野菊とされる。花の形から最初はコンギクかなと思ったが、コンギクは花の色がノコンギクより青が濃いというサイトの説明があって、ならばコンギクではないなと判断。ではノコンギクかというとそれとも違う。茎の丈からしてヨメナではない。では、なんという名だろうと検索を重ねて、ようやく星の子菊にたどり着いた。

星の子菊と判断したのは、花片が白く縁取りされているという一点。ただ、参照した画像だと白い縁がくっきり鮮やかだったので、もしかしたら違うかもしれない。

とまあ、こんなふうに花の名にこだわるのもブログを書いているから。ブログを書いていなかったら、「これも野菊」で済ませていただろう。そういう点では、ブログを書くということはとてもいい勉強になります。

 

【書】「尾」ビ・お・うしろ(No.298)

▼甲骨文

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象形。尾をまっすぐ伸ばしている獣の形。[説文]八下に、西南夷(せいなんい)には人の後ろに糸飾りをつける風俗があるとしているが、人ではなく獣の尾である。尾を曲げて、かがむような姿勢をしている獣の形は屈である。尾(尾をまっすぐ伸ばしている牝(めす)の獣)と蜀(しょく=牡(おす)の獣)とを組み合わせて、獣が交尾する(つるむ)ことを屬(属)ということからも、尾は獣の「お、しっぽ」であることが知られる。尾であるから、「すそ、うしろ、おわり」などの意味にも用いる。<『常用字解』より>

 

【温泉】一二三荘。

 

【タイムラプス】11月13日(水)6:00〜7:21の伊豆長岡の空。20秒。

https://www.facebook.com/100001436582002/videos/2636550556402805?d=n&sfns=mo