いずぃなり

伊豆でのシニアライフ

水害の痕まざまざと赤とんぼ(あ)

午前中、卓球の部活。来週は地区新人戦があるということで、女子卓球部と練習試合をすることになった。

2年の子に声をかけられ、練習試合が始まるまでその子と1時間ほど打ち合う。

普通、練習ではローテーションで打ち合うメンバーを替えるのだが、見ているとなんとなく2年は2年同士、1年は1年同士で組む傾向がある。それでその子は、2年同士の中でも自分から進んで声をかけて相手を探すのを苦手としていて、いつも私に声をかけてくる。

打ち合う相手を固定化するのは良くないと思いつつ、その子の相手をする。技術的にも私とどっこいどっこいだから、ちょうど釣り合いが取れているのかもしれない。それでいつも私を相手に選ぶことになるのだろう。

今日はぶっ続けに1時間ほど打って疲れた。その子が私の球を宙に大きく浮かせて返すものだから、今度は私がムキになってスマッシュをかますと、そのスマッシュがちょうど手頃な強さのようで、なんだそんな程度かと言わんばかりにまた球を大きく浮かせて返してくる。その繰り返しでラリーが何本か続いた。なんだか私のスマッシュの練習みたいになって、途中で腰にちょっと鈍痛を覚えた。

正顧問の先生が、「代わりましょうか」と声をかけてくれたが、ゲームをやりたいと得点版を部室に取りに行って戻ってきたその子の顔が、私とやる気満々というふうだったので、そのままその子とゲームをすることにした。

ゲームは5セットやって3セット取った方が勝ちと決めて始めたが、2セットずつ取ったところで女子卓球部との練習試合の時間になり勝敗はお預け。その子にとって私はいい相手のようです。

 

【今日の一枚】赤とんぼ。

f:id:jijiro:20191027085416j:image

水晶苑の2階デッキの手すりに止まっていた。もう10月も終わろうとしている晩秋に、行き所なさげに飛んだり止まったりを繰り返していた。

奥に見える赤い橋が大仁橋で、下を流れるのが狩野川。先の台風19号ではどれだけ水嵩が増したのだろうか。狩野川台風ではここが決壊し、下流域に大きな被害をもたらした。

左にちょこっと見えるオレンジの屋根が温泉施設「百笑の湯」で、手前右の茂みが水晶山である。

 

【書】「尿」ニョウ・いばり(No.280)

▼甲骨文

f:id:jijiro:20191027085444j:image

立って小便している人を横から見た形。「いばり(小便)」の意味に用いる。屎(し)尸(し=尻の部分を示す)と米(くその形)と組み合わせた形で、くそをいう。<『常用字解』より>

これも金文に例がない。甲骨文にだけある。もちろん象形文字。見たまんまですね。もちろん男性の仕草だろうけれど、なに、女性だって立小便をするのは、青森の雪道で一度だけ見て知っている。肥溜めがまだ野の至る所に存在していた時代である。

 

【温泉】水晶苑。

湯から上がって2階の大広間へ顔を出したら、すでに碁盤4面で8人が対局していた。しばらく岡目八目で観戦していたら、白髭師匠と対局していた森のくま氏が私に対局を譲ってくれた。で、私と白髭師匠と5子で2局打つ。2局とも中盤で大石を取られ投了。久々の囲碁サロンだったが、完膚なきまでに叩きのめされた。だけど、そんな大負けを食らっても碁ってえやつは面白い。だからどうにもやめられない。

 

【タイムラプス】10月26日(土)5:28〜7:26の伊豆長岡の空。29秒。

https://www.facebook.com/100001436582002/videos/2597349566989571?sfns=mo