いずぃなり

伊豆でのシニアライフ

津軽の菜そはみずくさき秋曇(あ)

薪を頼むのを怠っていたら、こんな時期になってしまった。

ダメもとで去年頼んだピザバス屋さんの携帯に電話をしたら、奥さんが出た。去年薪を運んでいただいた〇〇と申しますが、と名を告げたら、奥さんは私のことを知っていた。「去年と同じ分量でいいですか?」と言うので、それでお願いしますと伝える。

薪販売業者はネットでも散見されるが、基本的には自分で取りに行くのが一般的だ。送ってもらうことも可能だが、送料がバカにならない。ホームセンターでもコナラなどの本格的な薪が売られているが、かなり割高で、6、7本1束で980円もする。1束の燃焼時間は約3時間で、これを1日分として100日燃やすとなれば10万近くになる勘定だ。

なんとか薪を安く手に入れる方法はないかとあれこれ思案してたどり着いたのが、ピザバス屋さんの薪。細腕のような丸木だけれど、火持ちがいい。ピザバス屋さん所有の山から伐り出したのを乾燥させ、それでピザを焼いているという。

ホームページで薪販売を知り、試しに去年頼んでみたらいい薪だったので今年もお願いして運んでもらうことにした。時期がもう10月も下旬になったからダメかなと半ば諦めてもいたが、諾の返事をいただいて助かった。いろんな落葉樹の雑木だけど、薪割りの手間がないし、第一家まで運んでくれるというのが何よりありがたい。これで今年の冬も寒さをしのげる目処がついた。

【今日の一枚】みず、油揚げ、しらたきの醤油煮。

f:id:jijiro:20191021072520j:image

青森で買ってきた「みず」は水煮のパックだけあって、まるで味がない。それで、油揚げとしらたきを混ぜて麺つゆで味付けしようとしたが、ストックしてあると思っていた麺つゆが見当たらない。醤油と酒でなんとかしようとしたが、今度は酒がない。ならばと酒の代わりにビールを適量入れてみた。なんとも微妙な味で、私独りで食うにはいいが人には食わせられない。やはり生の「みず」のシャキシャキした歯ごたえにはかなわないってことですね。

【書】「得」トク・える・うる・さとる(No.274)

▼甲骨文

f:id:jijiro:20191021072349j:image

▼金文

f:id:jijiro:20191021072401j:image

甲骨文字・金文の字形は、彳(てき)と貝(ばい)と又(ゆう)とを組み合わせた形と、貝と又とを組み合わせた形。彳は行(十字路の形)の左半分で、行く、歩くの意味。又は手の形で、寸も手という意味がある。よそに出かけて貝を手に入れて持つことを得といい、「える、うる、とる」の意味となる。貝は南方の海でしか入手できない子安貝(こやすがい)で、貴重品であったので貨幣として使用されたこともあった。それで貝を得ることは、貨幣を取得する(手に入れる)ことを意味した。「わかる、さとる」の意味にも用いる。<『常用字解』より>

甲骨文は、赤ちゃんの顔を大きい手がさすっているように見える。金文は、う〜ん、よく判らない。彳を除いた部分はお猿の顔に似てなくもない。

【絵日記】吉野彰(No.111)

f:id:jijiro:20191021072416j:image

これを描くのに約1時間。スーツとネクタイの模様は、購入したブラシマーケットのパターンを使った。もっともっと描きたいけど、絵を描く時間が取れない。

 

【温泉】一二三荘。

 

【タイムラプス】10月20日(日)6:04〜8:56の伊豆長岡の空。21秒。

https://www.facebook.com/100001436582002/videos/2584552064935988?sfns=mo