いずぃなり

伊豆でのシニアライフ

秋出水引いて佇む岸の鷺(あ)

三島の病院で定期検診。先週行けなかったので、朝だけ飲む薬が日曜で切れていた。

前回より体重と血糖値がともに微増、血圧は20ポイントも高かったが、HbA1cは前回と同じ数値だった。飲むべき薬を飲まなかったからでしょうと主治医も薬剤師も言ったが、だとすればHbA1c値も上がっていいはずだが、上がっていない。う〜ん、よく判らん。

血圧が高かったことで、主治医に血圧計を常備しておくことを勧められた。血圧計自体はさほど高価なものでもないので、買うのはやぶさかでないが、計るたびに数値が異なるというのが、どうも信用できなくて買う気が起きない。去年の職場健康診断だって、血圧の数値が平常値になるまで何度も測りなおしたからね。結局、何度目かに平常値が弾き出され、その数値が健康診断表に記入されたのだが、なんかインチキくささが払拭しきれなかった。

血圧と糖尿病とに相関関係があるのかないのかよく判らないが、血圧がこのまま高止まりするとなると、そっちの薬も飲まなければいけなくなることだけはよく判る。それは勘弁、もうこれ以上飲む薬は増やしたくない。

診察が済んだところで、主治医からチラシを渡された。

タイトルに「第5回たべよう会 参加者大募集!」とある。「からだにやさしい日本料理を食しながら、糖尿病の食事療法について楽しく学びましょう」だって。医師&栄養士によるレクチャー付きらしい。参加費は2,300円。うな重の半額か。「食しながら」とはいかにもお固い表現だが、話の種に一つ参加してみるか。処方された薬は飲みつつも、低カロリー・低糖質・減塩のことなんてまるで眼中にないかのように、枝豆にバラバラ塩を振ったりするしな。

血圧が高いのは、もしかしたら塩分の取りすぎかもしれない。先日、青森でドロドロに濃い煮干しラーメンを食ったとき、こういうのばっか食ってるから日本一の短命県と言われるんだと思ったもの。塩分控えめの料理は味気ないというイメージは今でも持っているが、その日はどんな料理が出るんだか、ちょっと興味はある。で、酒は出るのかな。って、関心はそこかい。

【今日の一枚】出水が引いた宗光寺地区。

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流れる川は、狩野川支流の宗光寺川。職場から病院へ向かう途中、狩野川の土手に上がって撮った。宗光寺川は、土手をトンネルで貫いて狩野川へ注ぐ。10/11(金)の夜から翌10/12(土)夜まで振り続けた雨は、この一帯を水浸しにし、下田街道を通行止めにし、いずっぱこの電車を運休させた。

私の家は、写真中央の高台の左上方にある。

【書】「豆」トウ・ズ・まめ・たかつき(No.270)

▼甲骨文

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▼金文

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脚の長い食器の形。[説文]五上に「古(いにしへ)、肉を食するの器なり」とあるが、儀礼のときに塩物や飲み物を入れる器であった。儀礼に使用した豆は木や瓦(かわら)で作ったものであった。のち荅(とう=あずき)と通じて、「まめ」の意味に用いる。<『常用字解』より>

甲骨文は、「えっ? なに、なに」と聞き耳をたてるハチマキ少年に見え、金文は、殿様に扮したベイマックスに見える。両方とも、形がちょっといびつなのが面白い。

 

【温泉】一二三荘。

 

【タイムラプス】10月16日(水)5:15〜7:27の韮山方面の雨空。32秒。

https://www.facebook.com/100001436582002/videos/2575712595819935?sfns=mo