いずぃなり

伊豆でのシニアライフ

四百の声遥まで秋の山(あ)

水曜は帰りの掃除も部活もない。それで、午後4時半にタイムカードを押して、市庁舎が開いているうちに今月末が納付期限の介護保険料を払いに行くつもりだった。が、出勤したら教頭先生に、校内指導部会の所属が学習指導部になったので、今日は放課後にそちらの会合に出てくださいと言われた。

私の契約上の勤務時間は午前8時〜午後4時半となっているから、4時半に退出して何ら支障ないはずだが、変に波風立てて組織がぎくしゃくするのも本意じゃないので、そうですかと受けるしかなかった。介護保険料の支払いは、明日の部活を早退けしてやるしかない。

学校祭体育の部が終了し、今週から学校全体が合唱コンクールモードに切り替わった。朝も昼も帰りの会も、歌声で校舎が満ちる時期である。

音楽の先生が、去年までのベテラン・ビッグマム先生から、今年は、大学を卒業したばかりのバリバリ新採用先生に代わり、どういう歌声が聞けるかとても楽しみである。

と、第三者の気楽さで今年の合唱コンクールを楽しもうと思っていたら、先週土曜の体育の部の反省会の席で、バリバリ先生から直接、審査員をやってくれないかと頼まれた。ど素人の私になぜ声がかかったかは知らないが、一昨年昨年とビッグマムにお世話になったご恩もあり、その恩返しの意味で引き受けることにした。

そうなるともう気楽に楽しむというわけにはいかない。審査基準を熟読し、金賞の判定をしなくてはいけない。この歳になっても、なかなか楽をさせてもらえませんねえ。

でも、担任の休む暇ないご苦労を思えば、そんなものは屁でもねえ。せっかく与えてもらった貴重な機会だ、子どもたちの頑張りを見守りながら一喜一憂するのもまたよかろう。

 

【今日の一枚】イチゴの花。

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イチゴの開花期はたいてい3月〜5月だが、庭のイチゴは秋の彼岸が過ぎたこの時期にも咲いている。

プランター植えのイチゴだが、台風15号前後からほとんど放置状態になっている。が、意外に丈夫です。天然の雨水だけで生き延びています。

 

【書】「男」ダン・ナン・おとこ(No.253)

▼甲骨文

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▼金文1

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▼金文2

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田と力(りょく)とを組み合わせた形。力は耒(すき)の形。農地(田)と農具の耒とを組み合わせて、耕作のことを示すが、古くは農地の管理者を男といった。のち五等の爵(公爵・侯爵・伯爵・子爵・男爵)のひとつに用いる。[詩経]には「おとこ」の意味に多く使用されており、「おとこ」の意味に用いるのは古くからの用法であった。<『常用字解』より>

甲骨文は、スズメの学校の生徒が元気よく「はい!」と手を挙げている図。金文はどちらかひとつに絞ろうと思ったが、両方とも字形が面白く、二つとも載せることにした。金文1は、津軽三味線を弾きながら門付けして歩くボサマ。金文2は、辻に立って読経する托鉢僧のイメージ。

 

【温泉】一二三荘。

 

【タイムラプス】9月25日(水)5:11〜7:18の伊豆長岡の空。31秒。

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